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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」~それぞれの指示に困っていませんか?~

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障害」者の作業の指示書を作っている事業所も
あると思いますが・・・
その指示書は、スタッフが作っていますよね?

指示書とは・・・どんなやり方をすれば、
良いかが書いてある・・・料理で言えば・・・
誰でも同じようにつくれるレシピのようなものです。

そのスタッフが作った指示書そのもので
分かることもあるかと思いますが、
利用者が参画する方法の指示書もあります。

それは、よりよく理解しやすい指示書を作るためです。

まず、この作業はどういう内容かを
先に本人に話しをます。
それは、スタッフの作った指示書を見せながら・・・

まずはやってみる・・・

そして、この指示書が、
本当に本人にわかるのか?伝わるか?を確かめます。

作業の仕方を説明した後に本人に話してもらってください。

私たちが使った言葉や図は、
わかった気になっているのですが、
いざ、指示書に書いてあることを

ひとりで説明すると、
自分自身が理解できていないことも確認できます。

次に、もし、理解できていなかったりあやふやな場合、
どんな言葉や図を使ったほうがわかるのかを
本人と一緒に確認してみてください。

そのままでもよい場合もありますが、
そうでない場合もあります。

たとえば、「中央に点をうつ」という
指示書を作ったとして、
それが、実際にはどんな言葉が
わかりやすいか?聞いて考えてみてください。

「中央」よりも、本人にわかりやすい言葉があるなら、
そのほうがいいはずです。
だって、使うのは・・・彼ら自身ですから。

ここで、スタッフは間違えやすいのですが、
スタッフが作った指示書で作業をしなければならないと
考える必要はありません。

作業は、できるだけ一人でやれれば、
本人の自立に向かって行くはずですので、
そちらを目指せればそれがいいからです。

スタッフの言葉を理解させることに
重点を置く必要はありません。
何よりも・・・作業が滞りなく、
不良というものが少ない出来上がりがあることに
重点を置くべきなのです。

だから、
その人に合った指示書をきちんと作ると言うことなのです。
指示書は、一人一人違うということもあり得ます。

 

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で、先ほどの

「中央に点を打つ」

本人にこれをわかりやすくする方法を聴くと、
そのままの言葉ではないことが多くあります。

「まんなかに点」とか、
「まんなかに小さな〇」とか・・・
その方の言葉を拾いあげてください。

その人のわかる言葉を使って書いた方が
わかりやすいときもありますし、
その利用者が書きなおしができるのであれば、
ご自身で書いたほうが、アウトプットになり、

本人にとっても効果的な場合があります。

実際に作業を進めつつ、
不具合が生じた場合は、
指示書がその利用者の人に
合っていない可能性もありますので、
またよりよくなるように直していくことになります。

このように、指示書は、
スタッフから一方的に出すだけではなく、
「参加型の指示書づくり」をしていきましょう。
また、勘違いしないでくださいね・・・

指示書は1度作ればおしまいではありません。
時間や年月を追って変わっていく可能性もあります。

本人の理解力も高まり、正確な作業となり、ステップアップができる
そんな指示書にも力を入れ、
一人ひとりが理解して進められる作業ができるように

していきましょうねーーー