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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」者の作業環境は万全ですか?

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私がかかわている「障害」事業所でも、
みなさん日々作業をしています。

そんなことは当たり前に・・・

たくさんあると思います。

では・・・この作業をしていただくときに、
どんなところに
注意を向けていますか?というか、
どんなところまでが支援の範疇なのか?

なんて明確に思っていますか?

作業そのものには・・・目を向けているものの・・・
作業環境という部分にまできちんと目を向けているでしょうか?

机といすの高さ
光の入り具合い
人間関係
作業のしやすい道具等の準備
音への配慮
作業動線の確保
温度、温度
個々の使いやすい道具
など等・・・
さまざまな「環境」という部分への
配慮、アプローチをしていくことなのです。

これは、「障害」があるからないからと
言う観点ではなく、
全ての仕事をしている人への
配慮といったほうがよいでしょう。

この部分。
私たちスタッフ側であれば、
自分でやりやすく工夫をします。

例えば、
よく使うものを身近におく
必要なものを近くにまとめる。
スマホで電話がすぐに取れるようにもします。

いすや机の高さも変えられたり
寒ければ、上着を1枚着ることもできます。

自分で、使いやすいように、
道具を配置したり、
自分に必要な環境を作っていく・・・

でも「障害」者が、その事業所で、
自ら、働きやすいように工夫をできる人ばかりとは
限りませんよね・・・

彼らは、
与えられたもので、満足してしまうことや、
ちょっと不具合が生じていても、
それを訴える力がなければ、
万が一、
道具が整えられていなくても、困ったと思っていても
それで良しとしてしまう可能性があるのです。

こういう傾向が強い人たちですから、
支援者が、その人の立場になり替わり、
作業環境を吟味し、
やりやすい、使いやすい
作業効率がよくなるなどの視点をもって、
環境を整えることは大事なことです。

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特に人間関係の問題は、
わがままで片付けられる問題ではありません。
嫌いな人と、一緒には仕事をしたくないのは、
誰でも一緒です。

「嫌な人の存在」という、その人にとっての「環境」を
がまんさせるのではなく、穏やかに過ごせるようにすることが、
精神的な安定となり、作業での成果にもつながるでしょう。

また、ものの配置やゆかの荷物で
注意散漫な人や視覚しょうがいの人にとっては・・・
足を取られていることにならないでしょうか?

物の置場がいつも変わって、わかりにくくなっていないでしょうか?

窓からの光がまぶしく入ってきたリ、
細かい作業をするのに
照度が足りなかったりしていませんか?

このように、環境の様々な部分を
作業しやすいように、配慮をすることです。

そして点検をするべきです。

作業場が釘が出ていたり、
木のささくれだったり、
机やイスがギシギシしていたり、
ガタガタしていると、やはり使いにくいはずです。

様々な不具合で、
気になって仕事がはかどらないのでは、
本末転倒です。

スタッフ側が実際に、
そこに座ってみる、使ってみるなど、
体験してみるとわかることもあります。

「使いにくいことはありますか」と聞いて、
意見が出ることも期待したいところではありますが、
難しいかもしれませんね。
でも、それは言ってよいということは伝え続けてください。

さらにいうのであれば、
目の前の適正位置に材料を置くことさえ、
できない可能性があります。

作業環境によって、
出来高や生産性は全く変わります。
長く続ける仕事になりますから・・・
よりよい環境を準備していきましょう。
彼らにとっての不具合がない
調査をする日を定期的に設けるなど、
スタッフ全体で、意識してよりよい支援ができる環境づくりを

していきましょう!