人気ブログランキング https://blog.with2.net/link/?1993112https://blog.with2.net/link/?1993112

福祉・介護ランキング
障がい者ランキング
障がい児育児ランキング
子育て支援ランキング 友だち追加

perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

前向きに改善していくためには?

f:id:variouspeople:20201013202915j:plain

様々な支援現場にいると

あなたが起きてほしくないと思っていること。
やめてもらいたいこと。
改善したいと思うこと。
難しいと思っていること。
いろいろあるのではないでしょうか?

これは前に進むためにですよね・・・
嘆き悲しむナーバスなものではありません。
改善ですよね・・

課題の改善は、

今から変化するってことで、

そこには、環境を変える。学習をする。などがあるでしょうか?


虐待の原因って何だったんだろう?
パニックの原因って何だったんだろう?
この人間関係の悪さの原因は一体何だろう?

など、考えていただきたいのです。

そして、その原因をつかむことが、
実は案外困難で・・・
表面的な事象や部分にばかり目を奪われてしまい、
あの人が、やめればいいのにーーーとか
利用者がどこかの施設に行ってくれないかな?
など、
人を自分の目の前から省きたくなることもあるようです。

でも、その人がいなくなったところで、
また同じようなことは起きるのが当たり前です。
それは原因の根本がなくならないからです。
だから・・・そのような願いは無意味です。

それよりも、
なぜそういうことになっているのか?を

把握すれば、
誰でもできる改善が手に入れられます。
ですから、
1番に改善の手順を身につけることです。

そんなときお役立ち30個のワークというお話を聞きました

 

目的


その原因を探り、改善する部分をつかむ。
原因がわかれば、対処(支援)するところがわかるので、
支援が変わる。

方法を探る。
方法が確定すれば、チームの方向性が確認できる。

参加者


ふたり以上。
できれば様々な職種の人
男女・年齢も様々
など、いろいろな人で協力できるとよいと思います。

ルール


・アイデアを30個まで出す。
・利用者のためにしていく。
・意見はどんな立場でも同等である。
・自分の意見なんかと思わない。
・人の意見に批判をしない。
・均等に全員で出す。(順番にいえばよい)
・その時アイデアが出なかったらパスができる。
・またアイデアが出たら言うことができる。
・出たアイデアは書き出して、
そのアイデアの中から一つ決める。

では、具体的にイメージできるように書きます。

できれば司会者(ファシリテーター)がいるとよいと思います。

支援者が並んでいる順番に指していきます。

その順番にアイデアをひとり1個出します。
1個出したら次の人が1個出します。
この繰り返しです。
ひとりが2個以上出してはいけません。
1個だけです。

もし、順番が回ってきたときに、
アイデアが思い浮かばなかったら、
パスができます。

その次に回ってきたときに、
アイデアが浮かんだら、また発言ができます。

同じものは言わない努力をします。
同じものはカウントしません。

人が言っている間に、
その意見に批判はしてはなりません。
意見を言う場面ではありません。
アイデアだけ箇条書きのように出します。
もし批判している人が出たら、司会が制止しましょう。

出てきたものを、
30個になるまで書き出します。

発言している人は、メモなど取らず、
意見を出すことに集中します。

メモは、ホワイトボード
メモ用紙(粘着性部分があるメモ)
模造紙など、何でもOKです。

リズムよく、どんどん出し、
指されたときに考えているようでしたらパスしましょう。
みなさんが答えている間に自分が考えるということです。

30個出されたら次のワークです。

この30個の中から、対応できそうなもの、
これだ!と思えるものなどの基準で、
1つを決めます。

1つを決めるのに、批判はなしです。

とりあえず、1個決めるというやり方で良いです。

でも、なかなか決まらなければ、
ざっくり半分にしてしまうというのもありです。
切り捨てるのではなく、
機械的に半分にするということです。
担当者に1個決めてもらうというのもありです。

この時、何分間で決定するとしてください。
いつまで考えていることは、時間の無駄です。

そして、1つに決めます。
この場合は多数決にしなくてもよいです。

どんな方法でも、
批判をしないことを条件に決めること。

f:id:variouspeople:20201004144352j:plain

なぜなら、
これは、取り組みのきっかけだからです。

原因を一つに決め、
その原因を取り除く支援をしたとします。
でも、うまくいかなかった。
その時は、それが原因ではないということです。

このように、一つ一つ検証していくと、
30個くらいやるうちに
「よい結果」が出てきます。

この結果が出てきたところが正解です。

もちろん、原因をひとつ捉え、
その支援方法をまた
30個ワークで考えることもできますね。

そういうときに使える、会議の仕方。

ひとりで考えると独りよがりになったり
アイデアが偏りますよね・・・
いろいろな人と考えいろいろな想像をしてみましょう。
事業所の中ではなく外の要因もあることも
他利用者が原因の場合もあります。

いろいろな視点で物事を考えられるように
柔軟な発想をすることです。

全くかかわりのない人でも、
想像で、よいアイデアを出すことができる人もいます。
だからこそ、
いろいろな立場の人とやることは有効。
ポジティブに
原因や方法を考えていきましょう!

これってきっと・・・やってみる価値ありですね。。。