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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」~できない、無理、やれないの裏側~

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できないよ!」「やったことない」「無理・・・」


このような会話は、体験活動の少ない利用者から
多く聞かれる会話ではないでしょうか?

「したい」「やってみたい」

という希望や願望を言いつつも・・・
その直後には、「できない」「無理」

なんていうということは、
理由が明確ではない場合もあるでしょうし、
「できない」「無理」

それは、それまでの経験、体験によるもののないことで、
特に失敗体験が多いとか・・・認められないことが多いと、
このように思うことも多いのかもしれません。

ましてや、ひとりで考えると、
やはり、様々な考え方が
思い浮かばなかったりもするので、
支援者が、道を指し示すことは
あるかとも思いますし・・・きっかけづくりは大切ですね・・・

このときに、本人自身で考えられるのであれば、
こういう方法があるよと
言ってしまうのではなく、
考え方の入り口だけの、
導きをしたほうがいい場合があります。

きっかけづくりという感じですね・・・
支援者からの質問で、
その人の考えを
導き出すという方法です。

もう少し具体的にいうと、
「やりたいことをかなえるためにできることはなにか?」

という内容の質問をすることです。

たとえば、
「外出したいけど、(ヘルパーさんが無理だから)行けない!」
という場合、
どこへ行きたいことを確認し、
「一緒に行けるかどうか?どうやったら行けると思うか?」
と質問してみる。
いつだったら一緒に行ってもらえますか?って連絡する!」
という考えがでるかもしれません。

「謝りたいけど、(謝り方がわからないから)謝れない」
だったら、
何をしたらいいと思いますか?」
と質問し、
「謝り方を知りたい。練習したい」
となったりするかもしれません。

今まで本人がもっていたものとは
違う考え方を
気付かせるきっかけづくりですかねーーー

質問の力で、
その人が持っている考え方を、
引きだし、そして考え方を学ぶのです。

これは、コーチングの方法です。

できるようになるため、考えるるようになるための方法です。
できない理由を考えるためではありません。
できなくて嘆いている人を
「そうだよね」「難しいよね」

なんて・・・慰めることでもありません。

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そして、間違えてはいけないのは・・・

できそうもないことを頑張らせることでもありません。

本人のできることの中でやることと
自分で決められることが
とても大切なことですし、

そうすることで・・・本人の解決力も高まると思います。

ご本人が自分でできる事の中で、
できるように考えていただくために
本人への「問い」質問というものを使い、
支援を行う中で・・・

本人の「本質」「本音」を深堀りし

本人は・・・もちろん!!

私達支援者側の「質問力」も試されるし

こちらサイドの「人間力」も試されることにもなりますね。

誰もが本人で、考えが浮かび考動することで、
積極的になりますから・・・
ぜひ・・・有効な質問で、考えを導き出し

これからの本人の気づき、学び、成長・・・

一緒に楽しんでいきましょう。