私はカウンセラーでもセラピストではないのですが・・・
ときおり、それに似た役割が求められることがあります。
まあーー養護助教諭もやってきてきたし・・・
相談支援業務もやってきた・・・
何だか・・・福祉についてもさらに学ばなければと
なぜか思いたち・・・大学3年に編入して・・・
福祉の勉強もしました。
コーチングも学んで今は主にセルフコントロールに使ってるけど
相談にのるときにも役立てています。
相手の悩みを聴いたり、何らかの助言をする局面がよくあるのです。
そこで私は、相手の苦悩や迷い、悲哀に応じる際・・・
参考となりそうな自分の経験や、聞いた話、文献などを
意識して見つけ具体的に話すようにしています。
あるところで聴いた・・・
「過去は変えられます」
就職に困難を抱える若者たちを支援している団体だったでしょうか?
そこで私が耳にした、支援者のかたの言葉だったでしょうか?
不登校、引きこもりや病気、社会の中での挫折、家族との別離・・・
さまざまな境遇を経た若者が集まり、職業訓練に励んでいる施設でした。
「訓練に頑張って就職を果たし、自立を実感できるようになったとき、
彼らは過去を振り返って
『過去のつらかったあの時期、あの経験があったからこそ、今の自分がある』
と思うことができるでしょう。そう思えるようになってほしい。
今、未来への働きかけ次第で、彼らの過去は変わるのです」
過去に起きた出来事は変えられない。
でも・・・
それをどう捉え、どう解釈し、どう意味づけるかは・・・
自分で選択し、決めることができること
そんなことではないでしょうか?
つき詰めれば・・・
自分を変えること、自分の意識を変えること
ということかもしれませんねーーー。
とは言え、
これは頭の中で考えるだけでは、なんの解決にもならない・・・
そんな安易なものではないですねーーー。ここには「考動」が必要!!
これまで頑張ってきた自分自身の実感を自分が認めること・・・
過去をまた自分自身でもう一度解釈するとき・・・
今までの経験がより強い説得力として作用していく・・・
理論より・・・何より「経験」に勝るものはない・・・
悲しかった、辛かった、苦しかった、引きこもってしまった、
病気になってしまった・・・もろもろ・・・
その「経験」を話すとき・・・
今・・・その状況になっている人の役に立ちます。
その家族の希望になります。
だから・・・自分の過去を「くらい」モノにしないで・・・
その生きた本物の経験を・・・
これからの人たちのために役立てていきましょう。
それを待っている人がきっと・・・
たくさんいますよーーーー