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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」対等な支援とは?

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「障害」児の親として、学校の先生やデイサービスの職員の支援の仕方について不満を覚えることってありますか?

支援者や先生から

「いつも、友達と喧嘩になってばかりで困っています」

なーーんて言われたら・・・

親のいないところで起きたことを言われても・・・

親とし何をするの?って思ってしまうときもあります。

そちらで起こったトラブルは、そちらで何とかしてほしいと思ってしまいませんか?

実際にその現場をみていないのに・・・

親として?どう支援すればいいのって困ってしまいませんか?

そんな気持ちを伝えるときに・・・

何だかクレームに聞こえてしまうんじゃないかと気になりますよねーーー。

クレーマーにはなりたくない、しかし・・・言わないと伝わらない

というのが難しいところでもあります。

「クレーム」と「お願い」の違いとは?

クレームとお願いの違いは・・・

「障害」児が困っていることの配慮にあたるものかどうかかなーーー

ちゃんと理由があるかどうか?

「友達とけんかになる」

というようなことで・・・

「先生が何とかするべきでしょ!!」「「障害」児なんだから仕方ないじゃない」

みたいな・・・

親の感情だけを一方的に伝えてしまえば・・・

それはクレームと言われても仕方ないかもしれない。

だからまず・・・その理由

「なぜ?けんかになったのか?」

という状況確認。

理由を聞いても

「仕方がない。そういう「障害」特性があるんだから」

と伝えてしまえば・・・自分の感情しか伝えていないので・・・

解決策も何も繋がらないのでクレームになると思います。

では、どうすればいいのか?

例えば耳に過敏があるからだと予想がついた場合

「イヤーマフをつけさせてもらえませんか?」とお願いをしてみる。

それでも対処できなかった場合、

攻撃を予測して近くに支援者として誰かがいて欲しいこと。

それでもまだ、怒りを落ち着けることができなければ・・・

別室で対処できないかとお願いしてみる。

親として自分が伝えようとしていることは、

ホントに「障害」児が困っていることへの配慮に値するものなのかどうか。

その願いは子どもの為になるのかどうかということが・・・

大きなポイントになってくると思います。

「障害」児も支援側も親も誰も得るものがないのに・・・

自分の子どもに特別な配慮を認めてほしいというのはクレームにあたると思います。

自分の子どもにとって

「苦手な授業は受けさせないでください」というような要望は・・・

子どもが「障害」が理由で困っているのかといえば・・・

そうではないと思います。

世の中には苦手なものもあるのだということ、だからどう対処していけばいいのか?

を学ぶチャンスだと思ってほしいです。

私は、保護者と支援側は子どもを含めチームだと思っています。

チームの関係をよくするためには、保護者と支側が対等な関係でいる必要があります。

対等でいる為には、困りごとをいつでも話し合える関係で、日頃から感謝や労いの言葉も双方で伝えていくことが大切。

だから親は子どものために、支援側に支援側は親に感謝の気持ちやねぎらいの言葉を伝えたほうがいいと思うし、お互いの仕事を円滑にするために・・・

どれだけお互い大変な思いをしているのかということを考慮し・・・

労いの言葉をかけるべきなのではないかなあーーー

お互い配慮をした上で、見直してほしいことをお願いしなければ

伝わるものも伝わりません。

子どもをやる気にする言葉がけをすると・・・

手のかかる子どもが育てやすくなる話はよくあります。

これって、大人同士でも言えることではないでしょうか?

お互いがいい気分で過ごせるように・・・

日頃からお互い気持ちを察する努力をしておけばチームとしていいですよね。

お互い困ったときに

「困っていること」「助けて欲しいこと」「協力してほしいこと」

が伝えやすくなります。

チームとして失敗を繰り返さないために話し合える対等な関係を築けると思います。

支援側として親をほっとさせる言葉。

 

「お母さん(お父さん)も大変ですよね」

「一緒に頑張りましょう」

「成長がうれしいです」

「こんな変化があってます(+)」

生活と育児の両方を抱えながらの

「「障害」児との暮らし」ということ想像し、わかってくれる人ってあまりいません。

いるとは思いますが、ねぎらってくれる人ってあまりいないんですよ。

だから、理解されている言葉をかけられるのは親として本当に嬉しい。

それに、「障害」児の親は・・・

「自分の子どもが負担や迷惑をかけてしまって申し訳ない」

と思っている人も多いと思います。

それに対して・・・

「そんなの大したことじゃない」「そんなこと問題じゃあない」

というような言葉をかけてもらえると・・・本当に心からほっとします。

「ちょっと、イマイチだなあ~」と思うような支援側の日があったとしても・・・

日頃から声がけや配慮や理解をしてくれる支援側には・・・

保護者もきっと寛容です。

また親として支援側を喜ばせる言葉も、あると思います。

「いつもありがとうございます」

「親として、手伝えることはありますか」

 

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常日頃から・・・

噛みつかれたり叩かれたり、暴言を吐かれたり・・・

大変なことが続くのが支援側の仕事。

支援学級の先生も人手不足と言われ、数人の子どもをまとめるのはとても大変。

そうした、自分の努力を分かってくれる人や認めてくれる人がいるといるって、

お互いに嬉しいですよね。

考えてみてください。
支援側を励ましてくれる親とすぐに何かと注文や文句ばかりの親。

どちらが、支援側のやる気を向上させるのか?

支援側や親に気持ちを伝えるために大切なことを明確にしておきましょう。

励ますというのは・・・

「頑張って」

なんて元気づけではなく・・・

「あなただからこそ」

そんな信頼している気持ちや、頑張り屋の先生だからこそ、支援側だからこそ

やって下さるかもと思って伝えていることを付け加え、

子どもを育てるように支援側へ勇気を与えていくような言葉かけが大切ですね。

クレームとお願いの違いは・・・

「障害」児が困っていることへの配慮に値するものかどうか?

支援が側にクレームばかりつけていれば・・・

それは・・・いわゆるモンスターペアレントになってしまいます。

それに、支援側へネガティブな感情ばかりをぶつけていれば・・・

めぐりめぐって子どもへの支援にそれが影響してこないでしょうか?

それは、だれにとっても大きな損失ですよね。

不満に思うことがあれば・・・

そのことに対して

「こんな配慮をすればいいのでは?」

と提案してみることも大切。

言ってもなかなか伝わらない支援側もいるかもしれませんが・・・

そこは育てる思いで・・・一人で考え込まないで・・・

みんなでチームとなって子ども達のために頑張りましょう!!💪