私が顧問をしている福祉事業所は・・・民間企業に負けない経営を・・・
と努力しています。よってメンバーの能力と事業との間に
大きな隙間が出ないよう・・・様々にやることを試行錯誤しています。
実際には、まだまだ伍して戦うどころか・・・同じ土俵に立つことさえ
ままならない状態ではありますが・・・
でも特化した農業部分では・・・素晴らしい生産者だと思います。
これからは・・・企業による製品・サービスを見ている消費者の目が
こちらへ向いてもらえるよう、どのようなサービス形態でやっていくのか?
ってことになるでしょうか?
そんなとき・・・ふと思い出すことがあります。
全国有数の進学校として知られる東京・開成高校にある野球簿の話です。
部員たちはもちろん開成高校ですから・・・秀才ぞろいだけど、
じゃあ野球の実力は?野球部の実績は・・・決して高くない。
そのうえ・・・他の部活動と共用する校内グラウンドは、
週にたったの1日しか使えないのです。
これだけ聞いてもとても不利な条件下にある開成高校野球部ですなのでが・・・
強豪校がひしめく東京都内で毎回善戦しているのだそうΣ(゚Д゚)
ベスト16に残った年もあると書かれていました。\(◎o◎)/!
ここの監督は・・・
「もちろん普通にやったら勝てるわけがない」
とし知ってて・・・
野球の常識を大きくくつがえすような・・・
それでいて合理的でもある独特の戦いを仕掛けていきます。
その方法とは・・・
守備は必要最低限に徹し、ゴロなどは無視。
攻撃では長打しか狙わず、全力でフルスイング。
打順は強打者から並べる。
これにより、弱い守りで失点したとしても、打順の並べ方でそれを上回る大量得点で
圧倒する、そして・・・相手がうろたえているうちにできるだけコールドゲームに
持ち込んでしまうという作戦、
独特の戦い方が生まれたそうです。(笑)
野球を知ってる側からすれば・・・危なっかしいけれど・・・
何だかどこか痛快じゃあないですか?
「弱い部員を集めたって力と技で勝てる」
「自分のやりたいことを仕掛けていって、そのやり方に相手を引っ張りこみ、
さっさとやっつける」
と言い切る面白い監督。
「窮鼠嚙猫」「弱者の兵法」「下手は下手で勝つ」等ともいえそう・・・
「己の力を知り認めそこから考える」
進学校の野球部と、福祉事業所・・・立場や目的も異なる両者ですなのですが、
強大な相手に挑まねばならないところは同じだなーーー
って思い出してしまいました。
着眼点や気構えなんかは本当に見習うべきものがたくさんあります。
「自分たちのできること、やりたいことは何か?」
「どうすればそれができるのか?」
「どうやったら勝てるのか?」
それは「当たり前」を壊すものであったり・・・
「逆転の発想」であったり・・・
今までの常識を覆すものであったり・・・
何か突拍子もないことなのかもしれませんね・・・
そんなことを考えると・・・
心配、不安、困ったなんて・・・ナーバスなことではなく・・・
何だかワクワクしてきますよねーーー