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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」~混とんとした社会を生き抜いていくために~

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私たちの団体では・・・よく様々な場所へ見学に行ったりします。

施設や、就労支援事業所、障害者雇用をしている会社などなど・・・

そこそこのカラーがあり、思いがあり、仕組や構造化がある・・・
あるところでは発達障害児の支援に特化した事業所で、

(多少知的な子もいたかなーーー)

高度な専門的知識に裏付けられた構造化の取り組みが行なわれていました。

そこからは、確かに大きな刺激と学びが得られたのですが・・・

見学した保護者からやうちの役員からは疑問の声もありました。


「こんなにしっかりとした構造化に慣れてしまうと・・・

将来、構造化されていない社会に出られなくなってしまうのでは?」

 

確かに・・・発達障害のある人たちにとって

きちんと仕組化、構造化された環境は・・・

ストレスを覚えずに活動や仕事ができる空間です。
しかし、この社会全体が構造化されている訳ではありませんし

社会へ子どもたちが出ずに・・・生活がすませられる訳でもありません。

彼らのための構造化や仕組化がされていない社会へ・・・

やがて子どもたちは出ていかなければならないのです。

見学先の施設長さんに疑問を投げかけてみたところ、

 

「構造化されていない社会で生きていくために・・・構造化が必要なのです」

 

との回答をいただきました。
構造化が要らないための構造化・・・?

何だか禅問答みたいな感じになっちゃいましたが・・・

確かに、構造化、仕組化された環境で落ち着いて活動に取り組むことができれば、

きっと子どもたちの自己肯定感が育ち、自尊感情も高まり、

意欲や積極性がでてくることと思います。

その上で、別の環境へ・・・

自分から働きかけられるようになることを目指していくそうなのです。
 

「環境へ自分から働きかけられる」

とは、言い換えれば・・・

「環境を自分で構造化、仕組化できること」でしょうか?

私は「障害」者の方たちへの理解が今後どんなに進展したとしても、・・・

この社会がそこに向けて構造化、仕組化されていくということは

まだまだ遠いと思っています。

 

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ならば・・・どうしていくべきなのか?

混沌とした社会で生きていくための・・・

底力を養い、どうしていくべきなのか?の知恵を身につける・・・

そのような考え方が、構造化という取り組みの根底にあるような気がします。

そして、この社会の今の仕組みの中で・・・

どのような仕事を担う一員とし参画できるようになるのか?

この子達だからこその・・・この特性を活かす方法・・・

企業が困っていることとこの子達のマッチングってないのか?

「障害」者雇用の悩みや受け入れが困難んあ理由は何なのか?

様々な社会の仕組みを考えていくこと・・・

この子達の周りが「できない」と思っていること

それを「強み」「武器」にして雇用されている人もいる・・・

その方法は・・・その方だけぢかできないのか?

いやいや・・・そうではない気もしますよねーーー

そんな人がいるってことさえたぶん知らない?んではないですか?

まだまだ世の中知らないことだらけ・・・

 

伸びしろ満載ですよーーー!!