「障害」児を育てていることを告白すると・・・
励まされ足り、褒められたりすることがよくありました。
でも、励まされている様で・・・
正直・・・傷ついてしまう言葉もあるのではないでしょうか?
(落ちてる時もあるし・・・ん?ってことも・・・)
たとえば・・・
「この子達ってきっと特別な才能があるからね」
「絶対にほかの子どもよりピュアに育つよ」
等もよく言われました。
「そうですね~」
と笑って返すけれど・・・実は結構・・・苦笑(申し訳ない)
だって・・・
それって
「障害児=特別な才能がかならずある」
ってことになりますよね?
それって・・・もしかしたら発した言葉の前に
「「障害」児だから」『特別だから』『他と違うから』
っていう見えない言葉が・・・ついている気がする・・・って
どこか思ってました。
「特別な才能があるからね」
「絶対ほかの子どもよりピュアに育つよ」
の他にも
「すごいねえ!」「そんなこともできるんだねーーー」
「かしこいねえ!」と言われることも・・・ありました。
(大したことではないことでねーーー)
もちろん私を元気づけようと思って言っるのはわかるし、
私を励まそうとされているのもわかる。
でも、それってねーーーとても小学校の高学年の子どもにかける言葉には
思えないなんてこと・・・よくありました。
今一度考えてみて欲しんです。
励ますその言葉の前に・・・
声にはしないけどどこか
「「障害」があるのに」
って言葉がふくまれていないか?
でもねーーー私だってわが子に秀でた才能があると嬉しいと思ってたし
そうだったら、最高だなーーーとは思っていましたよ。
でもですよ。
それ以前に、日々のやることや困ってる姿を支えてあげることで必死なのが現状なんです。
中には・・・
他害行為、自傷行為、読めない行動、パニック、生活介助・・・・
本当に、本人も日々必死で生きてるし
支える方々も心身ともにすり減らして日々サポートしているんです。
夜中も睡眠しょうがいで寝れない、突然起きて叩かれたり、
家の中のモノを叩いて壊されたりーーーー様々あるんです。
もちろん、かわいい部分も沢山あるから・・・
そうしたところみて
「いい子だね~」「かわいいねーーー」
って言われてるのも分かってはいるんです。
でも・・・
「才能あると思うよ~」って若い母親にとってみたら・・・
私、日々ぶっ倒れそう、壊れそうなんですけど・・・
「障害」児は見かけるようにはなったけれど・・・
実際に関わることが少ないのが・・・当たり前に現実であり
そこが原因ではないかと思ってもいます。
私が子どもだった頃に比べて、発達しょうがいの診断も増えてーーー
それは統計データーでも出ている実態。
そうした背景も踏まえて、放課後デイサービスなどの環境が整ったりもしたし、
インクルーシブ教育も導入検討される場も増えてきた。
だから、「障害」児・者を目にすることも増えてきた。
しかしながら、増えたと言ってもやっぱり実際に
そうした子ども達と関わることって少ないと思うんです。
発達しょうがいの子ども達は、そのグループとして所属することが多いのが現実。
それに保護者達だって・・・
「「障害」児の親」達で固まって話に花が咲くことも多いのではないでしょうか?
インクルーシブとか、交流や共存とかの形や言葉だけが1人あるきしてしまっている印象・・・
だから突然に、社会に混ざることになった場合、
見た目に分からない「障害」のわが子のことを
「うちの子、「障害」があって・・・」と説明することも多いですよ。
そして、説明したあとのママ達の言葉も、
一生懸命に気を遣ってる感が半端なくて・・・何だか申し訳ない。
どちらも悪いことしてないのに・・・
福祉にも助けられているし、国や県、市町村の制度にも助けられている。
それでも緊急事態のときや家でのトラブル時には・・・
誰も助けてくれる人はおらず・・・ってことも
「障害」児・者をサポートする活動はひろまってきてはいますが、
「障害」児ママを助けるサポートは少ないかもしれません。
だから、いつも心身ともに悲鳴をあげている方が多いのだと思います。
「障害」児のママに、睡眠や食事をゆっくりとる日がくるのは
育児何年目になるのでしょう?私はいつだっけ?
そんな時に・・・
「絶対才能あるからね、見つけて伸ばしてあげなさいよ~」
なんて言われまくるたびに、色々思ってしまう・・・ってこと
あったなーーー特に近い人から言われると・・・きついもんですよーーー
相手は善意だしねーーー
あなたの周りにも・・・もし・・・そんな方がいたら・・・・
そんなこと思っちゃってるかも・・・なんて思ってもらえると
いいかなーーーなんて思います・・・
あくまで・・・私が思っていたこと・・・でも・・・
まあまあリサーチもして結構思ってる人もいましたから・・・
ご参考までにーーー