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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」子ども・高齢者・・・福祉

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育児をした事がある人なら分かるはず・・・

新生児や幼児の育児は本当に大変・・・

親自身の心身が不安定になるほどの寝不足・・・

奪われる時間

そして、「障害」児の育児はまた・・・

想像をはるかに超える程大変だとおもってください。

実際に、「障害」や介護などの「世話と虐待」は

非常に密接な関係にあると耳にしたことも度々あります。

先日、虐待のニュースをみてショックなこともあり・・・

でもその母親の苦労も痛い程分かる(不謹慎なようだけど)・・・
でも、どんなに溢れんばかりの愛を持っていても・・・

「障害」児育児とは1人で見ていたら虐待にもつながりやすいものだなーーー

と思っています。

虐待のニュースが報道されると・・・

「最悪な親だな」と思う人が多いはずですよね。

そんな世論が多い様に思いますし・・・そうなんです。

でも私は、いつも思ってしまうんですよねーーー
「もう1人の親は何をしていたのだろう」

「大変な子だったのかなーーー」

「助けてくれる人はいなかったのかなーーー?」って・・・

そう・・・
その大変さや他人とは少し違う育児が原因で・・・
周囲からも孤立していくこともあります。

実際に、私も一時期他のママ達とは育児の話がかみ合わず・・・

何となく外に出れない時期もありました。
わかってはいても・・・心が・・・孤立していくからです。

でも、パニック過多で他害行為が多いような子どもだって・・・

本当は親を困らせようとしているわけではありません。

そんなのは、その親自身が一番よくわかってる。

 

 

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うちの場合もいろいろありましたが・・・

周りの「自閉症」の子ども達の保護者は・・・

親のいない場では他害行為が多く、謝罪と弁償の日々。
家の中でも、良かれと思ってやった事に、パニックになられて噛みつかれる。

そんな事を何年も繰り返されるうちに・・・

育児に向き合う気力をだんだんと失ってくる・・・

そんな落胆し疲れた保護者を見て・・・

その子なりにその子のスタイルで反省していたり・・・

ときにシクシク泣く姿を見ることも多くなる・・・

本当はパニックになりたくなかったのだろうなーーー

というのがだんだん分かるようにもなってくる・・・

本当は、きちんと向き合って子どもの良いところに目を向けてれば

自己肯定感はもっと伸びるはず・・・

きちんと向き合う事で、今後の本人の人生も変わるかもしれない。
いや、変わる!!そんなのとおの昔にわかってる。

でも、向き合えない日だってあるんですよーーー
自分自身1人の人間で・・・いつも正しくはいられない。

「我が子と正しく向き合うべき」というような、理論も正論も分かってるんです。

そうある為には親にだって心の余裕が必要です。

子どもは生まれた時から子ども。
だんだんと大人になっていくのですが・・・

親というのは突然親になれるわけじゃーーーありません。

だから大変。

だから、親に寄り添ってくれる人が最低でも数人は必要だと思うんですよねーーー

でも今の日本じゃ、あきらかに助けの手が少ない。
助けの手が少ないことに加えて、理解も少ない?ない?

親というのは、理論と正論だけでは生きられない・・・

子育ての親への責任負担は非常に大きい。

最近は、ひとつの家族の規模が小さいじゃあないですかーーー
だから、家事も育児も、労働力も全てに手が回りきってない状態なんですよねーーー

だから、

「育児は親の責任」と、すべて親に負担をもっていくんじゃなくて・・・

地域や社会で、子育てにもう少しだけ理解や助け合い、

そして補い合いができるといいのにな~って思っています。

子育てだけに注目していたら

「介護や他の問題はどうなるんだーーーー」

と言われそうですが、介護だって税金で成り立っている事業です。

その税金を納めるのは、働ける世代。
その働ける世代の人には「母親たち」も含まれているんですよーーー
だから、介護も育児も含めて税金と福祉と支援の手が足りてない・・・

この問題をどうすればいいのか?国に任せっきりじゃーーー

遅すぎるし・・・ダメだと思うんですよねーーー

少子高齢化で、働ける世代の労働人口もへってきているわけだから、

公的な福祉だけでは手が足りないのはわかりきってる・・・
だからこそ、私的なセーフティネットが大事になってくると私は思います。

私的セーフティネットのことを言えば…
身近な人同士が助けあったり、困っている人を理解するということが

もう少し盛んになるといいな~と、常に思っています。

国も国で・・・公的セーフティネットを強化して欲しい!
少子化対策に力を入れているはずですが・・・

出産の推奨だけではなく、生まれた子どもの命とその家族の生活にも、

もっと力を入れて欲しいなーーーと思っています。

子どもが「障害」児だったりすれば尚更です。

子どもを育てようと思えば、収入を得ることと世話をすること、

その周りの人たちが平静な心でいれるための環境が必要になってきます。

「障害」や介護が必要となり、生活が一変してしまう家庭も沢山あります。
そして、世話をする人に負担がかかり過ぎていた場合に、

その家庭に起きてしまった悲しい問題を

「酷い」という一言で片づけてはいけないなーーーと感じています。

日本人は我慢が美徳と考えがちな人種ですが・・・
その我慢が自分自身や他人を追い詰めてはいないのか?などを
今一度考えて行くべきだな~と思っています。