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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

わが子が「障害」児でよかった?こと

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わが子が「障害」児で良かった事・・・なんて

「あるわけないやーーーん」

 

って思うかもしれませんが・・・

「障害」を知ったそのときには・・・そんな日なんて来るわけなーーーい

とおもっていたのは事実です。

でも途中から・・・そうは思わなくなってきました。

今日はそんなことを言葉にしていきたいと思います。

「障害」とひとことで言ってもそれぞれにちがうんですが、

うちの子と私自身で過ごす中での

 

「幸せ~」「嬉しい~」「感動~」

 

ってこと・・・全ての「障害」児に言えるわけではないかもしれません。

私の主観も大いにあります。その点、ご了承ください!

でもねーーーいつも思うのは・・・うちの子は・・・

周囲の目を気にしたりせずに、自分にとってホントに心地いい環境を自ら選びとってるとこは尊敬に値するなーーーなんて思っています。

多くの少年少女や大人が出来なくなっている

 

「自分らしく生きる」

 

に、真っ向からチャレンジしようとしている姿、また子どものときは

ホントに子どもらしくて私はアルプスの少女ハイジみたいな子が言いなーーー

って思ってたら・・・ホントにそれを地で行く子どもでした(笑)

そんな姿を一番近くで見れるのは刺激的で楽しいです。

(はじめはハラハラドキドキでしたけどねーーー)

私も、また・・・

子どもがそうなれるように、色々チャレンジしようと思えるようにもなりました。本当に、子供達が小さい頃は、育児に困惑しまくりでしたけどねーーー

私の思い描いていた理想の育児とは全然違ったし・・・

どんな育児書も太刀打ちすることはできない。

でも、それには全て理由があって・・・

私は自分の価値観が・・・

日本人という文化や固定概念にまた地域性、文化風習などに縛られ

埋もれながら生きてきたんだな~とつくづく思いました。

私は全然違う面白い新しい生き方を、子ども達から教わりました。

そして、いまでも教わり続けています。

それって凄く貴重で素敵だな~と思っていて、

私の全ての様々なことをクリアにするきっかけにもなりました。

正直、わが家は大変でした。
でも、どんなときもこのメンバーでやっていくしかありません。

病気のときも、誰かがいない日も、みんなのやりたいことが違うときも、

晴れの日も雨の日も台風の日も…

周りの家庭より円滑に進まないことの方が多いかもしれないですが、

どんな状況でもこのメンバーで乗り切るしかない・・・

そんな日々を生まれてから数年続けていくと、なんとなく形になってきて

結束力はかなり強くなってきたと思います。

言葉が不明瞭な娘と、弟妹、そしてまあーーーせっかちな私、夫は仕事が不規則

そんな中で何だか・・・あうんの呼吸みたいなものもできてきます。

毎日、チームプレーみたいなところがある(笑)

家は・・・親子、家族というよりはチーム色が強いようです。

誰かに絶対の物事の決定権があるわけではないし、

誰かに主導権があるわけでもない。

大人だからと言って私が正しいわけでもないし、夫でもない

言葉が喋れるからと言ってその人の主張が必ず通るわけでもない。

みな人間なので、それぞれに意志があります。

ですが、どんなときも話し合いや順番で物事を決めることの方が多いです。

そんな家族。。チームになれてよかったな~と思っています。

だから、落ち着いた時間には、子ども達に感謝や嬉しいという気持ちを

いつも伝えるようにしていました。

 

「なんで、○○ちゃん(娘の名前)は、僕のお姉ちゃんなのに〇〇できないの?」

「なんで、いう事聞かないのに許されるの?」

 

と泣きながら訴えた息子。

 

それを聞いて、なんだかいたたまれない気持ちになってしまったときもありました。

でもその年齢に合わせて話をしていきました。

 

何の話かといえば、姉は「障害」というものがあり、機能的だけではなく、

多くの人とは生き方も感じ方もコミュニケーションの取り方も違うんだよ、それもわざとでもいい加減でもなく、そうすることしかできないんだよ

みたいなことだったかなーーー

最初は訳が分からずギャン泣きしていた息子も月日がたち・・・

少しづつ理解していったようでした。

 

だから

息子に取ったらそんな姉であることは普通で・・・

とりわけ困ってるわけでもない。

ときどき思ってました。

 

2人とも娘と息子が定型発達の子だったら・・・

どんなだっただろう?って・・・

教育ママ?世間の価値観に合わせた子・・・

普通にそううなことを求めていたかも・・・(笑)

 

でも、私は、娘と息子のお陰で

 

「見返りを求めない愛」

「子どもに価値観を押し付けない育児」

 

を経験することが出来ました。

 

見返り求めてみたいな~とも思いますが・・・(笑)

これは子ども達のくれた私への育児人生です。

 

そう!子ども達のお陰で、私はわかりやすいシンプルな性格に

生まれ変わることができたような気がします。

 

なかなか察せない・・・空気の読めない子、

素直にわかりやすく伝えるようになりました。


「ママ、今…悲しいんだ」
「ママ、今イライラしてるんだ。」

「少しだけ1人になりたい」

 

言葉にすることで、私自身も穏やかになりました(すこーしね(笑))

そして子どもも察することが少しは出来るようになってきました。

(野生の感??(笑))

 

娘は、どんなに楽しそうでも、行ける場所と行けないことがあります。
人混みだと参加し辛いことも多い(すぐに迷子)

だから下調べも重要!!

 

反対に娘がとっても行きたい場所があった時に、

息子が行きたくなかったら話し合う。

ちょっとめんどくさいけどいい思い出になるな~と思っています。

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子ども達のお陰で

 

「なんでみんなと同じことができないんだ?」

 

と、思うことがなくなりました。

 

同じことが出来なくても・・・

誰にも迷惑をかけてないしいいじゃない…と思う様にもなりました。

また、迷惑もかけてもいいじゃない?

迷惑かけない人なんてこの世にはいない

と思うことも増えてきました。

 

そのかわりに他人の迷惑も許してあげれるのが当たり前と思う様になりました。

どんな人も、ここにいていい当たり前の存在なんだよ

と思ってあげれるようになりました。

 

時に、そう思えない事もあるけれど・・・(笑)

 

私は子ども達のお陰で物事をみる視野が広がりました。

子どもに「障害」がある事を恥じたことはたぶん一度もありません。

 

じゃあ、何故ブーブー言ってるのかといえば・・・

子ども達の「障害」に問題があるのではなくて・・・

社会制度などにブーブー言っているんですよ(笑)。


育児が上手くいかず、泣く事もありました。

明日もーーー立ち直れないかもーーー

と思う日もあります(立ち直りますけどね(笑)

でもねーーーすべては周りが子ども達が教えてくれる・・・

だからきっと・・・大丈夫ですよーーー