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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

障害者と関わるのは面倒??~外注ビジネス~2

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昨日のブログの記者さんの話には・・・

マダマダ続きがあり・・・

 

障害者雇用を雇用率を企業側が考えるときに

 

「支援する環境を整える余裕がない」

「障害者に向いていない業種もある」

「障害者がいると生産性が下がる」

 

雇用率を達成できていない企業には

こうした考え方が背景にある。

 

ならば、その根拠を堂々と示し数字ありきの

規制制度を変える議論につなげればいいと思うのだが

本音をさらして議論が十分に行われている気配はない。

 

民間企業で雇用率を達成しているのは50%以下

 

企業と障害者の間に介在する【外注ビジネス】

 

互いが向き合う機会を奪い、

法の理念とズレた雇用を広げている。

 

しかし【外注ビジネス】に対し障害者の家族からは

歓迎する意見が珍しくないという現実もある。

 

農園に通えば、どこかの企業の従業員になって

最低賃金が保障され

月に10万前後の給料がもらえる。

 

福祉事業所では、とてももらえない給料を、

有難いと思う当事者や家族は多い。

 

ある取材に応じた障害者の母は

 

「上手く自分の考えを伝えられないので

残業を断れなかったり、社員旅行に

参加させてもらえなかったり、

健常者と一緒の職場で悲しい思いをした。

農園が企業の数合わせの雇用だとしても、

簡単な軽作業で給料をもらえるなら有難いし、

居場所の1つとして歓迎したい」

 

企業からのニーズと歓迎派の後押しで

「企業向け貸農園」は

各地に広がった。

20か所近い農園、約250以上の企業

で1400人ほどが通っている。

 

自治体でも賛同するところも出てきており

愛知県豊明市、みよし市、春日井市、東海市、

さいたま市が協定を結んでいる。

 

自治体の担当者は

 

「汗水流しては足らなくていいわけだから、

生産性でなく幸せ度ではかれば

農園は素晴らしい、単純で簡単な作業は

知的障害者にぴったりで

誰も不幸にならないウインウインの仕組み」

 

きわめて差別的な発言。

 

単純作業が向いている、楽な仕事が向いている

という決めつけは侮辱だろう。

 

「工賃の高い福祉作業所だと思えばいい、

家族や本人は喜んでいる。」

 

と話す自治体関係者も多くいた。

 

現状に甘んじる無責任な言葉で何とも「お役所」らしい。

 

そもそも福祉作業所は福祉サービスの一環で

職業訓練などを行う場で

企業に就職する前のステップとして位置付けられる。

 

企業が職場だと主張して利用する農園を

「福祉作業所だと思えばよい」

という発想は、福祉と労働の条件を

ぼかし、それぞれの分野の課題をも曖昧にする

危険をはらむ。

 

障害者雇用促進法が対象者も広がって

30年以上が過ぎた。

 

それは障害者や家族が様々な社会課題と向き合い

闘ってきた積み重ねの成果だ。

 

医療、福祉、労働の分野の関係者も

奔走し理解の領域を広げてきた。

 

その歴史をふまえれば【外注ビジネス】を

行政が後押しするのは誤りだろう。

 

社会の成長を止めてしまう。

 

そもそもなんのための障害者雇用なのか?

農園を利用する企業のモラルも問われる。

 

これから法定雇用率の引き上げがさらに加速し

企業は必死に雇用率達成を目指すが、

社会の一員として捉える土壌が充分に育ってないのに、

数字だけ整えても障害者の理解は深まらない。

 

法の理念からは遠ざかり、

障害者の生きがいや成長は置き去りに

されてしまうだろう。

 

・・・と最後まで読んだ。

 

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そうなんだよなーーー

根本・・・根底・・・そこが違う・・・

それぞれの思惑が違う!!

 

そこには・・・子ども達が最初に出会う【教育】

最近読んだ【カナダのインクルーシブ教育】の様に

人のそれぞれの価値観の大多数が変わらなければ・・・

物事は進んでいかない・・・

 

だけど・・・それを待ってもいられない・・・

 

だから・・・

待っててはいけないいんですよ・・・

動かなきゃ!!

 

誰かが何かをしてくれる・・・

をまっていたら・・・

 

きっと・・・何が正しくて、何が間違ってるかも

見失ってしまう・・・

 

そして・・・目の前に来た何かよくわからないけど・・・

何となく可でもなく不可でもない・・・

曖昧なものに飛びついちゃったりして・・・

 

【曖昧】は何かがあったときには“弱い”

何かで指導や指摘があれば・・・

すぐに壊れてしまいます。

 

私達、保護者も周りもしっかり考えていかないと

いけません。

 

どんな社会を望むのか??残すのか・・・

しっかり考えていきたいです・・・