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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

障害者と関わるのは面倒?~外注ビジネス~1

 

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障害者とかかわるのは面倒?

外注ビジネスで

露呈した「社会の本音」

 

と題し、

 

障害者は障害者だけで暮らせばいいのか?

障害者は「駒」なのか?

法定雇用率とは?

共生社会とは?

 

と様々なことが書かれている記事を読んだ。

 

そうだな・・・口では

 

「法定雇用率」「共生社会」

「障害者雇用」「雇用率達成」

 

なんていい風に言ってみたり、

何だかやってる感があったり・・・

社会的に福祉に理解があると思われる

ような活動をしてみたり・・・

CSR活動(企業の社会的責任)なんてのもあるけど・・・

 

ここで実際に書かれていた現実は・・・

社会の人達の大半は・・・

 

「知的障害者の仕事に成果は期待しなくていい」

 

「障害者は障がい者同士でいた方が幸せ」

 

と思っているのではないか・・・

というほど障害者雇用の取材をする中で

よく耳にした言葉で

珍しい考え方ではないそうだ。

 

「面倒なので障害者と関わりたくない」

 

というのが本音だろう・・・と・・・

 

全てがそうではないにしても・・・

 

中に・・・

その本音に応えるかのように

 

「働く障がい者」と「働く場所」を

セットで企業に提供する

障害者雇用の「外注ビジネス」が広がっている。

 

国は定める法定雇用率を満たそうと

様々な企業が

「外注ビジネス」を利用。

 

障害者を受け入れる環境を整えることなく数字上は

コンプライアンス遵守の姿勢を示せる。

 

例としては人材派遣会社子会社が始めた

「企業向け貸農園」

農園で作業する障害者と雇用契約を結ぶことで

雇用率の達成につなげる。

 

農園で作業する知的障害者や精神障害者を

農園運営会社が集め

利用企業は集める手間も仕事を本業から選び出す手間も

いらない。

 

「雇用率を売るビジネス」

「障害者を雇用達成率のための駒としか考えてない」

「隔離政策のようだ」

 

このような場所では、

収穫する野菜は市場価値を求められず

売り物にしない。

 

それぞれの企業の社員への無料配布など

されているようだ。

企業の積極的な関りもなく、

人事担当者がときおり

訪ねては来るが、向き合う努力は???

 

「健常者の中に障害者が入られると

理解してもらえないことがある。

ハンディキャップを持っている者同士だと

仲間意識もあり、

助け合いながら働ける。」

 

と説明するが・・・この記者は

 

「障害者は障害者だけの社会でくらせばいい」

 

と社会が突き離した光景に見えるという。

 

直接交流し、初めて深まる理解もあるはず

確かに難しい面もある。

障がいの特性は個人で

大きく違うので支援は一筋縄ではいかない。

雇用側も戸惑いや負担もあるだろう。

しかし、そうした経験も含め日々接し、

今も根強く残る

障害者を見下す意識が少しづつ

変わっていくのではないか??

と記者は続ける。

 

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半分読んだ・・・

 

ふーーーっとため息・・・

 

そう書かれている現実・・・

 

これが社会の【本音】なのか・・・

 

確かに・・・

どこかに相談に行った(障害者の方)方が

障害者雇用により・・・

体調を壊したり

行けなくなってしまったり・・・

そんなことは・・・良く聴く話だ・・・

 

みんな口々に

 

「寂しかった」

「話す人がいなかった」

「仕事が難しかった」

 

そんなことを言う。

 

その度に・・・

 

「次に探すときには一緒に探そうね・・・

あなたと一緒に働きたいって言って

くれるところで今度は働こうね」

 

・・・・って言ってます。

 

こんな時・・・今は亡き日本理化学工業の

大山会長の言葉を思い出します。

 

「働く」とは人に必要とされ、人の役に立つこと

そのために一所懸命に頑張れば

みんなに応援してもらえる。

私は、このことを知的障碍者に

教えてもらったのです。

 

と・・・

 

私も永年一緒にたくさんの障害児・者に

関わっているので

このことは・・・骨身にしみています・・・

 

だから・・・

 

それぞれの「良さ」をしっかり見つめ

周りが変わらなくてはいけないことばかりなんだと・・・

日々・・・思いながら活動を続けています・・・

深く胸に刻みながら・・・