私たちの会の名前を聴いて・・・
(ǸPO法人筑紫野市「障害」児・者問題を考える会)
あるとき・・・会員募集のチラシを配ったとき・・・
(市内、各小中学校全校配布)
電話をいただいたことがあった。
団体の名前に・・・
「障害」という字が使われていることの抗議の電話だった。
夜間で・・・ちょっとお酒も入っている様子だった。
「あんたらは・・・「障害」者団体のくせに
なんで漢字の表記をするのか?うちは親戚に「障害」者がいて・・・
(略)自分は差別軟化したことがない・・・
お前ら自身が“差別者”やないか・・・(略)」
ウンウン・・・なるほど・・・
何となくお酒の力をかりても・・・この【怒り】を
ぶつけたいようだった。
その気持ちをしっかり受け止めながら・・・
「ご意見・・・ありがとうございます。興味がなければ
捨ててしまうようなプリントを・・・お子さんが学校から
もってかえって来たから、
しっかり見ていただいたんですね・・・。
おっしゃる通り・・・私たちの会は38年前からこの名称を
使っています。
世の中が・・・感じの表記を「しょうがい」「障がい」
なんて変える風潮が出てきて・・・
本会の事務局会の方でも議論して時期がありました。
けれど・・・先人のこの会の名称を付けた思いと
「障害」とわざと表記するには・・・それなりの意味がある
ということをご理解していただきたいのです・・・・(略)」
と話しました・・・
この方は・・・
最後には・・・
「変える気はないんだな・・・○○が変わらない限り・・・」
とおっしゃったので・・・
私も・・・
「そうです」
とお答えして電話は終わりました。
こ1時間・・・お話したかと思います。
男性の方でした・・・
ホントに有難い電話だったと・・・・
私の心の中にずーーーーっと残り続けています。
約2年前くらいの出来事です・・・
さあ・・・みなさんは・・・
この説明が・・・どんなだったと思いますか???
私たちは・・・小学校の授業に行っても・・・
(高学年ですが・・・)
質問をします。
「私たちの団体が40年近く続いてます。
それは・・・一体・・・なぜだと思いますか?」
「私たちが表記するときに「障害」と書くのには
意味があります。
それは何だと思いますか?」
人権教育がしっかり入っている子は・・・
この答えがサッと出てきたりして・・・
ビックリします・・・
まだ・・・小学生なのに・・・
私なんて・・・この時期になんて・・・
なーーーーーんも考えもしない子でしたから・・・
きっと・・・答えなんて想像もしないし・・・
なーーーーーんもわからなかった・・・
なーーーに言っちゃてるの?って感じだったと
思う。
大人になって・・・私が「障害」児の子育てをしながら
やっと・・・親になっていく・・・
その過程の中で・・・自分の心の中にやっと・・・
落ちてきた・・・
そんな感じだったから・・・
私自信が・・・「親」でありながら・・・
学びがなかったので・・・
なーーーんもわかってなかった。
みなさんは・・・どうですか???
○○に入る言葉なんて・・・わかったりしますか??