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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」児の保護者の悩みって・・・5

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「うちの子がひきこもって学校に行かなくなっちゃって・・・」
「学校に行きたくないって、言って・・・」
「事業所に行けなくなって・・・」
「うちから出るのが怖いといって・・・」

・・・と
様々な事情で・・・家からでなくなるお子さんや
大人の方のご相談もあります。

簡単に“ひきこもり”と聴きますが・・・
その内情は・・・おうちの誰かが
うつ状態になったり(母親が多いですが・・・)
母子密着状態で共依存になり・・・
すごーーーく長期化することもあるので・・・
何かを・・・感じ取ったら・・・早めの行動が
いいかな・・・とも思います。

私の場合は・・・

親の会にお邪魔して・・・
まずはおうちの方と
つながる・・・

ご相談に来て・・・って方は
自宅訪問できる方は
お伺いして・・・
自宅が難しい方は・・・本会の事務所だったり・・・
ご本人の来やすい場所でお会いする・・・
ってことをやってます。

子ども達は・・・
発達しょうがいがある子も少なくなくて
なかには、おうちの方が
考えあぐねて病院から
精神科へつながり・・・
入院にて・・・矯正なんて子もいます。

けれど・・・
どんなに入院して矯正?して
子どもが学校に戻ることを切望しても
“戻ったとき”が“戻る前”と同じ状況で
何も変わってなかったとしたら
子どもは・・・また・・・同じ状況に苦しんで
行くことになります。

だから入院中に学校と一緒に病院に行って
会議をしたり・・・
入院前に学校に行ったりすることもあります。


「この入院はなんのためですか?」
「この入院で一番つらいのは誰ですか?」
「子どもがこうなった現状はどこにありますか?」
「それぞれの何が課題で何をしていきますか?」
「こうなったいきさつは・・・
どんなことが考えられますか?」

と・・・問い続けます・・・

とかく・・・人は・・・
教育者でさえも・・・
何かの原因は
“環境”や“本人”“家庭・家族”だと・・・
全てを自分以外の他者に追究してしまう

けれど・・・そうしてしまってる限り
そう考える思考を変えない限り
決して解決はありません・・・

自分に矢印を向けて・・・自分事として
まず考えることができないならば・・・
同じことを繰り返していきます。

よって・・・

何度も入院するようになるか・・・
學校に行かなくなるか
(行けなくなる・・・行ける環境がない)
しか・・・なくなる・・・
そんなことを・・・何回も見てきました・・・
子どもも家族も疲弊して
自信を無くして疲れ切っている・・・
哀しいけれど・・・
本人の意に反するかもしれないけど


「お母さん。。。こちらから学校に行かない
という選択をしてもいいのではないですか?」

とお話しすることもあり・・・
そうすることに納得したら・・・そうする
ご家族もいます。
そうやって・・・穏やかさを取り戻す
って選択肢も・・・あり・・・

その後は・・・
一緒に活動を考えていきます。

今・・・ここまででなってしまうご家族も
少なくありません。


「お子さんの学年の保護者のお友達、もしくは
話ができるお母さんには何人いますか?」

って聞いたら・・・


  • 「いません。」

と・・・きっぱり言い放たれたりします・・・

きっと・・・たくさん苦しい思いをされて
“ひとり”に“孤独”に、ご家族も苦しんできている・・・
そして・・・家族も精神科のお世話になりそうに
なったり・・・なってしまってる・・・
ご家族もいる・・・

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まずは・・・
それぞれの人にまっすぐに向き合い
“あなたのことをもっと教えて”
“あなたのことを知りたい”
って言うスタンスで“対話”を大切にしながら
多様性を尊重し、違いの中から何が
生まれるのか?一緒に考えて
ゴールを早く目指すのではではなく
一緒に歩んでくれる人と対話を続けていく

まずは・・・そこから・・・
決して離さない離れない“環境”の中で
きっと・・・
ゆっくりでも・・・
大丈夫です
先行きは見えてきていますよ・・・