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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」児と共に~暮らしやすーーーーくなるために~6

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中学校卒業をまじかに迎えてくると・・・

そろそろさまざまに【自我】も出てきて・・・

そこを・・・“何とかする”というところから

そろそろ・・・“ひとりの人として認める”という学びが

親にとっても必要になってきます。

 

“嫌”を何とかする・・・

みんなと一緒にできないを何とかする・・・

 

そこを“指導すること”はホントにその子に対しての

ベストでしょうか?

 

「療育で何とかする」

「指導だけで何とかする」

 

知識や技術を駆使するのは・・・

そろそろ終わり・・・に近づき・・・

 

「一人の人として・・・」

「本来の子どもの在り方と は・・・」

 

ってコトに移行していく時期なのかもしれません。

(子どもによってさまざまですが・・・

いつかは考えていくべきことです。)

 

うちの子達も進路の選択をしてから・・・

慌ただしい日々・・・

作戦を立てる日々・・・

選択したその私学の学校は、

その当時、定数を割っていたけど・・・

でも・・・絶対合格するという保証はなく・・・

(「障害」児受け入れたことなし・・・)

不登校対応やヤンチャそうな子達もいて・・・

学校自体は面白い環境だった。

また・・・不登校対応をしているので様々な公民館

等で補修授業を毎週実施していて・・

入学前ではあるけれど・・・

そこに何か月か通ったりもした。

 

それは・・・なぜか???どうしてか?

それは・・・

 

「この子達を

 知ってもらうため・・・」

 

きっと・・・この子達は

入試で合格判定会議にかかるに違いない・・・

そのトキ・・・

知ってくれている先生が多ければ多いほど

この子達のことを説明できる方が増える・・・

・・・て具合い・・・

(高校の先生から実態を聴き、中学校高校の先生で

最善の対策を考えていった)

その他・・・校長先生に特担、進路指導が学校に出向き

何度もお願いしてくれた。

私たちも・・・むろん・・・何度もお願いに行った。

 

そして・・・

いよいよ入学試験の日は突風木枯らし・・・

ホントに寒い日だった・・・

小高い丘の上にある学校には駅からタクシーでいった。

駅前の自転車はぜーーーんぶなぎ倒されていた・・・

そんな日だった。

 

特担も来ていた・・・私達親は別室待機・・・

先生方は先生方で待機・・・

専願入試なので・・・

そんなに長い時間はない・・・

長くても14時くらいには終わるだろう・・・

私たちは・・・そのトキをただひたすら

祈るような気持ちで・・・まった。

窓ガラスがガタガタとなって外は木枯らしが

ピューピュー吹き・・・

何だか・・・いやな予感しかしなかったのを

よく覚えている・・・

 

終わって特担が来て一言

「まゆちゃんが面接会場に

入って・・・

 まず最初に・・・

    奇声を上げました」

 

(うーーーん想像がつく・・・きゃーーーとか

恥ずかしいーーーとかだろう・・・)

 

「あーーーー

 こりゃあ落ちたな・・・」

 

そう思いながら帰宅。

まあやっちゃったことは仕方ない・・・

さあ次を考えなきゃな・・・

 

そう思いながらも発表の日を待った。

 

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先生から電話が鳴った・・・

 

「お母さん・・・合格です」「え?」

「2人とも合格です」

 

わーーーーと思ったのと同時に

「何で??」って思った。

 

それは・・・校長先生も感じたのか・・

 

「どういう理由で

合格したのか?

入学させてすぐ・・・

切り捨てるようなことを

  するのではないか?」

 

みたいなことをきいてくれたらしい・・・

そして・・高校側の返答は

 

『入学をさせるからには・・・卒業させるまで

きちんと面倒を見る!!』

 

 

ということだったと聞いた・・・

 

あーーーー、ほんとにみなさんのお陰だ・・・

 

涙がこぼれた・・・

 

そして・・・さらに・・・泣けたのが・・・

クラスの子ども達の反応だった。

 

「わーーー

   おめでとう・・・」

「私も頑張らなきゃ!!

    つづくよーーー」

 

ってことや・・・

 

わざわざ保護者から電話がかかってきて

 

「うちの子が

自分のことの様に

喜んで・・・

報告してくれてねーーー

自分も頑張らなきゃって

いってて・・・

ホントに

よかったねーーー

    おめでとう!!」

 

って・・・

 

 

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そういえば・・・

合唱コンクールも全然練習では・・・

さぼって練習でも声出さなくて・・・

みんなを困らせ・・・ての問題児・・・

そして・・・

本番では声は聞こえど・・・

 

「んーーーこれって・・・

点数に響かないか???

      凄い声・・・」

 

と気にしていたけど・・・

 

担任が

 

「みんなが・・・

練習では

全然だめだったから・・・

 当日・・・

 まゆちゃんが声出し

  してくれてホントに

      良かった」

 

といっていた・・・と聴いて

ホントに幸せなクラスにいたんだと実感したことを

そのトキ・・・思い出していた。

(結局3年の部で何位かだった・・・喜んでた)

 

いい出会いの経験のいっぱいあった・・・中学校

までの義務教育の9年間は・・・

こうして・・・終わっていった・・・

 

これからは・・・ちょっと広い世界・・・

 

電車通学・・・家から徒歩➡電車➡徒歩

・・・で1時間ちょい・・・快速使って・・・

(普通だと・・・1時間半くらいかな??)

 

さーーーこれから・・・どうなる??

珍道中は更にさらに・・・続くのでした・・・(笑)