日頃の「障害」児・者の相談の中に
『思春期の子ども達の扱い』
もあげられる。
「最近ないか言うと・・・
暴力を振るってきたり・・・」
「きょうだいにはいいんですけど・・・
親に対してがーーー」
「大声出したり・・・
暴れたりで困ってます」
「何で私ばかり・・・なんですかねーーー
腹立つ！！」
なんて聴きます。
「そうなんだーーー」
って聞きながら
前後のお話やご本人の年齢、きょうだいとの関係・・・。
さまざまなことを聞いていると
うーーーん・・・なるほど・・・
って納得する部分もたくさん出てくる・・・
毎日接している保護者や家族には
見えなくなってしまっている落とし穴や
本人視点、環境・・・
そんなことへの問題点が見え隠れする。
でも・・・
それはみんなこの子のために
この子が困らないように
“善意”や“愛”でやっているのだ・・・
けれど・・・それが・・・
ちょっと「ズレている」って
コトに気づいてないだけ・・・
「彼は何歳？」
「可愛いからって・・。
手を出しすぎてない？」
「過剰に声掛けしてない？」
「年齢相応の話し方してる？」
「思春期なんだよーーー
自分のときってどうだった？
大人がうざかったり・・・
うるさかったり・・・
無視したりしてたじゃん・・・
この子達だって
一緒だよーーー」
「その年齢でーーー
いつまでも親と行動
しないでしょ・・・
特に・・・
男の子だしねーー
人に任せていかないとねーーー」
「あーーーそうかーーー」
「そうかもーーーしれない。
うるさいかーーー」
「あーーー
声掛けすぎかも・・・」
なんて・・・ふと・・・気づくこともあるんです。
「親が子どもから
離れてあげないとね・・・
お互いのためだよ・・・」
なんてこと・・・よく・・・あるあるです・・・
それに・・・サービスを使っていても・・・
問題点を良く聴きますね・・・
スケジューリングを全部親がやってしまって・・・
パターン化してしまって・・・
本人はその日にそこに行きたくないから問題行動を起こして
(ヘルパーさんを噛む、暴力、ものを投げる等・・・)
困ってしまって・・・
なんてこともく聴く１つだ・・・
『選択活動』をするということを
親が省いちゃってる・・・
よって・・・
本人が望んでない支援を押し付けられることにより
問題が起こってくる・・・
スケジュールわかりにくい子は「見える化」して
どう選ぶか？納得しているのか？変化の対応を
見通しを立ててあげる・・・
口頭で大丈夫な子は口頭でもＯＫだけど・・・
せっかくこの子のために使う・・・
暮らしを支えるための福祉ｻｰﾋﾞｽ・・・
きちんと使わないともったいない・・・
支援する側も本人の願望をかなえ
生活をより良くする制度だと認識して
提案していくことも必要になってくるでしょう・・・
何よりご本人の希望でないことをしなくてはならない
なんて・・・
やっててどうでしょう？
つまらなくて・・・辛くないでしょうか？
ｻｰﾋﾞｽは・・・『ご本人のモノ』
その方の生活・暮らしが
よりよくなるために使うモノ
・・・みんなが、ご本人視点に立って・・・
物事を考え・・・
より幸せな毎日になるように・・・
『わからないなーーーー』
なんてことがあったら・・・
『わからないよーーー』
って聞いちゃってくださいね・・・
これも・・・・
みーーーんな通る道ですから・・・
気づいたときから・・・・ですよ・・・
