最近、見た記事で
【もし、
もう一度生きられるなら】
という犬の生涯にわたる
ある一家の物語が書いてあった・・・
家に来た時の子犬のときの気持ち
子どもが興味しんしんで向かい合ってきた日々・・・
成長と共に・・・忙しいみんなをみてきたこと
過ごす時間が少なくなったり
両親は年老いたり・・・
散歩の回数が年齢と共にしんどくなったり
成長と共に出ていった子ども・・・
たまに帰ってきて嬉しかったこと
それぞれがそれぞれの時間で自分と過ごしてきてくれた日々
最後のときを迎えたとき
みんなが集まって
涙目でみんなが手を差し出す・・・それをなめながら
「何でそんな悲しい顔をするの？
ぼくが助けてあげるよ」と思う・・・
みんなが体を撫でる・・・
「あーーーきもちいいなーーー」
と思いながら天に召される・・・
そして最後に
ひとの言葉はわからない
けれども気持ちは何となくわかる
人の言葉は話せない
けれど気持ちは表現できる
人の言葉を話したい
人の言葉を理解したい
もし、もう一度生きられるなら
人として君たちの家族として
同じ時間を生きたい・・・
そう結んであった・・・
最近立て続けに猫と犬を亡くした。
彼らは・・・
どんなふうに私達家族のことを思っていただろうか？
幸せだったと思ってもらえただろうか？
猫は・・・下の子が２年生のときに大雨の日
鳴き声を聴きつけて拾って動物病院に持ちこんだのが
きっかけ・・・
目がぐしゃぐしゃで手術しても全盲が確実・・・
という若猫・・・
「誕生日プレゼントに
してくれ・・・」
という娘の懇願に(引き取らなかったら保健所)
手術費を出し(３万代だったかな・・・獣医さんが半分持った)
高額プレゼント・・・
猫は苦手・・・飼ったこともなくて
ましてや全盲・・・
毎日大変だった・・・家の中も何回も破壊された・・・
ふすまボロボロ・・・ゲージ全壊・・・尿は振りまき・・・
外に犬の様につないでトキドキ日向ぼっこさせていたら
ポストに
「こんな飼い方をするのは
虐待だ。
猫を飼う資格がない」
と匿名の手紙が入ったり・・・
道路に面した面につないでいると傘でつつかれたりしたので
同じ団地の子どもだったのですが・・・
(見えないとわかって・・・意地悪？)
中庭につないでいると新聞の集金の方から
「なぜ？？つないでいるの？？
ですか」
と聴かれて
「日向ぼっこに・・・
全盲で何回も迷子にして
しまったので
散歩できないので・・・
可哀そうかもしれませんが」
といったら
「そうでしたかーー
猫好きとしてはホントに
感謝の気持ちで
いっぱいです」
と言われたこともありました。
飼い方がわからなかった・・・
でも主義主張がはっきりしてて・・・
人懐っこくて飼いやすくもあった・・・
老猫になってからは痩せて・・・・
最後は・・・他のペットや家族に見守られ静かに
眠るように逝ってしまった・・・
彼は・・・本当に幸せだったか？
雨の側溝の中から叫び声をあげ・・・手術までされて
(希望したわけでもないのに・・・)
飼い方もよくわからない・・・私たちのもとに来て・・・
猫は苦手だ・・・と思いながらも
一生懸命接してきたつもりだったが
(拾ってきた娘・・・猫アレルギー)
大丈夫だったのだろうか？？
こんな記事を読むと思うのだ・・・
今日も庭の片隅に咲いている紫陽花の根元に埋葬した
その場所を・・・
家の中で彼が愛したあの場所を見るたびに・・・
ふと・・・そこにいるようで
見入ってしまうことがある・・・
言葉がしゃべれない・・・だから理解できない
だから・・・
お互い一生懸命わかろうと・・・
できないことを補い合おうとしてきた・・・
彼は天国から言っているだろうか？？
「まだまだ・・・だったね・・・」と・・・
あーー猫のコトだけでも長くなっちゃった・・・
明日は犬のことについて書きます・・・
チャトラ。。。通称チャーコ・・・
推定１４～５年のこの世でのお付き合い・・・
ありがとう
