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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

あなたは・・・どんな場が欲しいですか?

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週に200人集まる

 多世代型介護付きシェアハウスが

  面白すぎる!!

   (株)Happy 代表取締役

            首藤 義敬

 

彼は23歳のとき遊休不動産の活用事業や地元である神戸市長田区

を中心とした空き家再生事業を開始。

27歳で法人化。

 

自身の育児課題解決もかねて自らの生い立ちから多世代で暮らす

昔の長屋のようなrライフスタイルを提案。

企画段階から保育園児・学生・主婦・クリエーター・外国人

当多様なバックグランドを持つ地域住民で事業コンセプト策定

を行いスタートした多世代型介護付きシェアハウス

『はっぴー家ろっけん』

はメディアの取材が相次ぎ、看板も広告もしないのに全国から

視察が絶えない話題のスポット。

始まりは、

 

『自分達夫婦が子育てしやすくなるためには何が必要なのだろう?』

 

を追求する思いでこの事業を始めた。

彼は、運転免許意外に資格はない。妻も絵描きで・・・

究極の素人。

『はっぴー家ろっけん』には週に200人以上の子ども達から高齢者まで

さまざまな世代の人が集まっている。

 

『もともと子どもが多い地域で運営しているんじゃあないの?』

 

と勘違いされるが全然違う。

子どもが少なくて高齢者が多くてめちゃくちゃやばいまち・・・

そして阪神大震災で被害が最も大きかったまち。

自分が小学生のとき震災にあい、震災後、行政の人達が建物を建てようと

した結果、ゴーストタウン化してしまった。

僕はそれにムカついて箱モノではないソフト面をつくっていくことが

したいと思ったのかもしれない。

 

今ではいろんな人が集まってワイワイしてる。

ぼくたちは“暮らし”に関することしかやらない。

介護だけではない。シェアハウスつくったり、空き家の再生事業

最近は不動産もやってます。

 

『正解ではないけど、

  こんなライフスタイルがあっても

      いいんじゃあないの』

 

と言うことを社会に問うために仕事をしている。

資格を持っていない自分にも高齢者のために何かしたいときもある。

僕は、大家族神話をイノベーションしたいと思ってる。

核家族化してるのに、なぜか“家族”というテーマで話すと

 

『なんか大家族っていいよね』

 

といった話題が出てくる。

はっぴーの家も多の人から

 

『大家族っぽいよね』

 

と言われるが、そのつもりはない。

誰一人血のつながりはない。

外国人、独居、シングルマザー、生きづらい若者・・・

でも

 

『遠くの親戚より近くの他人の

   コミュニティが豊かであれば、

         なんか生きやすい』

 

『はっぴー家ろっけん』を建設する際、みんなに

 

『どんな場が欲しいか

       聞こうと考えました』

 

子ども、学生、ママに声をかけ

 

『はっぴー家ろっけんという場所が

  できますが高齢者施設とは関係なく

    あなたにとってどういう機能が

       あったら嬉しいですか?』

 

と130人に聴いて事業計画を立てた。

その結果、多くの人が『はっぴー家ろっけん』に関わってくれるようになった。

1人のプロより100人の素人。

専門職を増やすのは大変、

でもまちには人はいる。その素人をどう使っていくか?考えた。

そして、意外なことに・・・子どものいないまちだったのに・・・

ベビーラッシュが起き

 

『ここで暮らしたい』

『高齢者が暮らしたい』

 

そういったまちになってきた。

要するに僕たちは“自分のまちはじぶんでつくる”と言うことを

やっている・・・

まちをつくるというよりも、まちの関係性をつくるというのが

非常に大事。

『はっぴー家ろっけん』に来た時に要介護4だった方が、みんなで

夜にお酒を飲んでいたら・・・だいぶん回復した。

今では若い人とダンスを踊ってる。

僕はリハビリに違和感があった。

 

『何でみんな生きてきたプロセスが

  違うのに同じような

      トレーニングをするのか?』

 

確かにトレーニングマシンに乗るのもいい・・・だけど

 

ぼくたちの1時間と

 高齢者の1時間は違う、

  最短ルートを見つけるべき・・・

 

1人ひとりの好きだったこと、

  やってきたことを

     続けてもらったほうがいい。

 

3日だけ遊びに来たはずの外国人が、ビザが切れるまで滞在。

それから『もっといたい』と観光ビザに戻し、旅行して戻ってきて

今度は『移住したい』といい仕事を探した。

ビザがおりるのは難しかったが、最終的におりたとき・・・

外国人は子ども達と抱き合って喜んだ・・・

 

外国人は日本語を話せない、

  子ども達は英語を話せない。

    言葉は関係ない・・・

       これは福祉に通じる。

 

結構訳ありな方がいて・・・もめごとがあっても

『今日は当たり前の日ですね・・・』と声をかける。

僕は医者でもないし、介護士でもないので認知症を治すことを考えるのは

効率が悪い。

どんな状況になっても許容される環境をつくる。

 

『違和感は3つ以上重なると

      どうでもよくなる・・・』

 

今日この環境の中でどう落としどころをつくっていくか

それが僕の感じたダイバーシティ

 

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多様性というのは全員に

  共感を求めるものではない。

『一緒にいても気にならない』

『理解し合わなくても一緒にいられる』

 

ということ

 

走り回る子ども、外国人、暴れる高齢者・・・

『よくわからないけど一緒にいられる』

というのがダイバーシティ

 

『はっぴー家ろっけんってどんなとこ?』

と質問を受けるが

『あなたが思う感じでいい』

それは先入観をつくりたくないから・・・

 

年を取ると日常の登場人物が

       減っていく・・

 それを増やしていく手伝いをする。

  決してボランティアとかではなく

   ひとり1人がやりたいことを

           実現していく

 

僕は中2~学校に行ってない。娘もその傾向がある。

だからどんな環境がいいか考え、年に200人の大人と会える環境をと

動いたら週に200人になった。

自分にとっても子どもにとってもいい。

自分達のエゴを社会化してる。

まずは自分達がどのような場が欲しいかを追求、そして町の人の声に

耳を傾ける。

関わるひとり1人がやりたいように過ごす、その積み重ねが重要

彼はそう締めくくった・・・

 

ほーーーんと楽しそう・・・

こんな暮らし欲しい人・・・多いのでは・・・

毎日は無理でも参加したい・・・

いやーーー毎日にぎやか最高・・・

んーーーーうるさいのは嫌だけど

人の気配感じる家に何となくいたい・・・

 

あーーー私だったら・・・

 

そろそろ高齢者の仲間入り・・・何がいいかなーーー

認知症になっても地域で暮らしたい・・・

家族にばかりきつい思いはさせたくないから・・・

こーーーんなとこで息抜きしてほしい・・・

いや当事者が行くべきか?

なーーーんかまだ・・・はっきりとはしないけど・・・

 

やっぱり・・・私もごちゃまぜ

混ぜこぜの毎日が・・・きっと楽しいんだろうなーーー

なんて思ってる・・・

 

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きっとこれも・・・自分のエゴ化・・・

 

今でも・・・よくわからないことがある

『障害』者の娘に・・・きょうだい児・・・に

 

『一緒にいても気にならない』

『違和感誰もない・・・』

 

そんな現在・・・

 

だから・・・

 

『障害』者の娘がずーーーとこのまま幸せで

変わらず・・・笑顔でいてほしい

そう願っているから・・・

(もちろんきょうだい児の子ども達も・・・)

 

ヒトリひとりが・・・自由でやりたいことをやりながら

そんな豊かなコミュニティが

私も欲しい!!