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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

『障がい』でなくす方法って??

 

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発達障がいを『障がい』でなくす方法

 

なーーーんて書いてあったから・・・

 

んーーーーどういうこと???って読んでみた。

 

で・・・書いてあったのは

国際医療福祉大学病院小児科部長・病院教授 門田先生の

メディカルノートニュース&ジャーナルからの引用??

 

なのか??でも読んでいて・・・わかりやすかったので・・・

簡単にまとめて・・・

 

自分の整理としても・・・見返せるようにしておこうと思う。

 

『発達障がい』と良く聴くようになったが・・・

ただ認知度が上がったからと言って、

それに伴い正しい知識が

広がったというわけではない。

 

発達障がいとは何か?

そして、本人や周囲はどうすれば

『生きづらさ』を軽減できるのか

を正しく知ることが大切

 

最初に前置きがありながら・・・

 

『発達』とは

身体的な運動の発達だけでなく言葉など精神面の発達、

社会性の獲得など多様な側面がある。

『発達障がい』には言葉の遅れ、コミュニケーション能力の低さ、

不器用、学習困難、不注意などがある。

 

『躾の問題』『本人の努力の問題』として考えられやすいが

実際には生まれつきの脳の機能異常が原因

だと言われている。

 

発達障がいを早期に発見し診断することは、本人の特性理解や支援

治療に重要です。

 

・頑固な傾向が小さいころから続いている。

・頑固な傾向は家だけでなく外【学校、職場、外出先】

 でもある。

・頑固な傾向は頻度が高い。

・頑固な傾向で年々困るようになっている。

・頑固な傾向で起きた困ったことを隠したり

 ウソをついたりせざるを得なくなっている。

 

ここで言う「頑固」とは

『頑固な風邪のせき』と同じ

『時と場所を選ばずに何度も繰り返しでる』ことを意味する。

 

本人こそが頑固な症状を消したいと日々考えている。

そこに周囲の大人が叱るだけの行動をすると、子どもの自尊心は低下し

同時に大人との信頼関係はなくなっていく。

 

発達障がいは幼児期~学童期に診断されるケースが主ですが

思春期や成人になって初めて診断される人も少なくない。

特性があるが困らないのであれば、障がいに含まれない可能性がある。

 

『去年は困っていたが今年は困らないので障害ではない』

 

と考えられることもある。

本人の工夫、周囲の支援や治療により

 

『遅れはあるけど困らない』状態をつくるため

にベストを尽くすことが大切。

 

風邪でセキがでて困っている人に『せきを止めなさい』

と言う人は少ないと思います。

 

『マスクをしましょう』

 

『せきが止まるまで別の部屋で

    収まったら戻りましょう』

 

と工夫するでしょう。

 

『病気なのだから症状が出るのは

            仕方ない』

 

そう考えるはずです。

 

ところが、発達障がいでは、周囲も本人も

症状を消そうと努力してしまう傾向がある。

 

セキが出ている人は、マスクをすれば本人は学校や家庭、職場で困らずに生活でき

る・・・

では、発達障がいでの対応での・・・

このマスクは何でしょうか???

発達障がいと一言で言っても・・・その症状や特徴は異なります。

だから・・・『マスク』もそれぞれの特徴にあったものが必要になります。

 

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●自閉症スペクトラム

   【60~80点を目指す、許す】

 

  ADSの特徴の1つ『感覚の過敏さ』

 

  大きな音に対しての過敏、これは耳栓やヘッドホンをして参加できれば

  OK、もしくは苦手な音のないときだけ参加できればOK

 

  『みんな参加しているのだから・・・』

 『過敏さを克服して・・・』

 

  と100点をめざさず60~80点で

  『頑張ってできて素晴らしい』

  と言ってあげるなどの声掛けが重要。

 

●ADHDのケース

     【できたときにこそほめる】

 

  ・不注意(集中できない)→人の話をきかないで上の空

 ・多動・多弁(じっとしていられない)→

           椅子に座っているときにぐずる

 

  この反対のことができたとき・・・

  人の話をしっかり聞けた、椅子におとなしく座っていた・・・

  こんな時にしっかりほめる。

  発達の遅れがあっても学校、家庭、職場で本人が困らないようにするために

 

  ハードルを下げる、

  ほめる、ということが大切。

     これが『マスク』の役割。

 

意図的に症状を出しているわけではなく、自分のそういった症状に罪悪感、

嫌悪感を感じていることも少なくない、

彼ら、彼女らは好んで“発達障がい”でいるわけではないことを理解しましょう。

 

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症状は・・・消えるものではない・・・

消そうと努力するものでもない。

それは・・・障がい種別に関係なく・・・

そう思う。

 

ただ・・・自分や周りがその不自由さを受け入れながら・・・

どうやったらみんなが一緒に“楽に快適に過ごせるか?”

それを考えていく・・・

ただ・・・それだけ・・・

本人や家族が、恥じることもない・・・隠すこともない・・・

まずは、わかってくれる人を

 

『ひとりひとり増やす努力を・・・』

 

それが一緒にできたら・・・

嬉しいし・・・幸せだな・・・って・・・

そう思う。