perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

親の死体と生きる若者たち~8050問題~

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ワオ!!ショッキングな見出し・・・

 

「親の死体と生きる若者たち」・・・

 

これは今や社会問題となっている

8050問題・・・を赤裸々に語った著書のようだ。

80代の親が50代の子どもの

面倒を見る・・・

 

そろそろ終活・・・そして介護・・・

自分自身の生活を生きるのにも心身ともに・・・

頂点ではないはずの年齢で・・・

日々の大きな生活の負担や不安であるはずだ。

 

内閣府の調べでは40~64歳の

引きこもりの数が61万3000人

15歳~39歳の引きこもり54万1000人

で7万人の差がある・・・

大きな社会問題であるといえる。

 

今回、神奈川県川崎市で起きた残忍な事件の背景にも

この問題が、やはり大きく関与している。

犯人は命を落としてしまって真相は誰にも分らないが

 

わかっていることは・・・

この問題が背景にはあるのだということ・・・

 

事件そのものは許されることではないし

彼を容認もできない。

非情に残忍で憎むべきことだ。

どんな境遇であっても・・・

ちゃんと踏ん張って生きている人はたくさんいる。

 

今回のこの事件でも彼の背景や生い立ちを深堀し・・・

専門家と言う方達が様々な論議をされている。

物理的なセキュリティーには限界がある。

どんなに完璧にしたつもりでも完璧はない。

 

そこには、やはり人がコミュニティが

地域性や独自の自治体の発想が

必要になってくると思うのだ。

 

昨年夏、近県(長崎)で母親と2人暮らし(母76歳、息子48歳)の

アパートから異臭がするとの匿名の通報で・・・

ゴミ部屋となってしまっている部屋のゴミに埋もれるように

母親の死体があった。

 

息子は

「4、5日食事をとらないし、

   やっぱり死んでいたのか

         気づかなかった」

 

と言ったと・・・ごみ問題では近隣とのトラブルになっても

いたようだ・・・

 

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このような部屋の清掃をする

“特殊清掃業者”の方の話も読んだことがあるが・・・

親子のみならず・・・孤独な男性の一人暮らし・・・

それも働き盛りの年齢の方(30代後半から50代)も多いらしい。

3か月後に見つかったり・・・

それはひどい状態だという・・・

 

このような問題は比較的・・・男性が多い。

やはり・・・地域との緊密性、コミュニティとの疎遠

会社を離れた後の人間関係の構築が・・・

明らかに女性よりも苦手・・・な方が多いのが

その要因のようだ・・・

 

現在でも・・・引きこもる若者に

 

「社会への不適合・・・」

 

「発達しょうがいではないのか・・・」

 

のレッテル貼りだけをして・・・

社会の隅に追いやろうとしている。

 

解決策もないまま・・・レッテルだけを貼るだけ貼って

家族やご本人をどんどん

追い込んでいるだけなのではないか・・・

 

私も相談支援の中で・・・

引きこもり30代後半の本人と70代の保護者の

相談にのったとき・・・

 

そのきっかけは・・・本人にもよくわからなくて・・・

でも・・・家族ではどうにもならなくて・・・

袋小路にはまって抜け出せない状況を・・・

“外部者”が少し関わっただけで(波や課題はいろいろありましたが)

今では・・・

2年になるかなーーー事業所に毎日通い・・・

昔とはまるで別人のように・・・

よくしゃべり明るくなって・・・

ご両親もホッとされてる・・・

 

少しずつ・・・

焦らず諦めず違いを認め合って・・・スモールステップ

 

何事も一足飛びにはいかない・・・

 

けれど・・・動かなければ何も変わらない・・・

 

いや・・・現状維持もできないし・・・

悪くなるだけ・・・

 

8050問題は他人事ではない・・・

重要で緊急な社会問題!!!

 

今回の事件を受け・・・

もっともっと深刻に重要に

そう考えるようになった・・・

 

私のできることは・・・ 

 

「そのような予備軍を

    つくらないこと・・・」

 

胸に深く・・・刻み込んだ・・・