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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「自主的」「主体的」あなたはどっち??

 

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「脱ブラック学校」

   カラフルな教育が

     子どもを変える(下)

 

卓越したリーダーシップで多様な空気を学校

につくり続けてきた

大空小学校初代校長 木村泰子氏と

横浜市立日枝小学校校長住田昌治氏が

最後に「カラフルな教育」をつくるために必

要なことについて語った。

 

住田先生

 

「サーバントリーダーシップ」とは、

 

昔ながらのトップダウンによる

 

「支配型リーダーシップ」

 

ではなく、まず相手に奉仕し、その後に相手を導くという

「支援型リーダーシップ」です。

 

私は教員からいろいろな考えや意見を引き出しています。

 

「じゃあ、

    この作業を考え直そう」

 

「この仕事はやめよう」

 

「もうちょっと▼さんの

      負担を減らそう」

 

と、みなで合意形成をしていくようにする。

 

だから・・・ちょっとしたカフェスペースを職員室に設ける。

 

“真面目なことを気軽に話す場”

を学校の中につくることが重要。

 

学校では真面目なことを真面目に話す場の会議はあるものの

真面目な話を気軽に話す場は意外と少ないのです。

 

リーダーが指示・命令をしている限りは・・・

みなが考えない集団になってしまう。

後は、とにかく傾聴することが重要。

相手が安心して話せる雰囲気をつくる。そういうかかわりが大事。

 

 

木村先生

 

「自主的」

  と

「主体的」

を同じものだと思ってないでしょうか?

 

文科省は

「自ら学び自ら考える子ども」

を育てる

 

つまり「自主的」な子どもを育てることを目標に掲げてきました。

 

が・・・

 

2020年から実施される

        新学習指導要領には

 

「自主的」

   はなく

「主体的」

という言葉が並んでいる。

 

 

「自主的」

    から

「主体的」に変わったのは

社会のニーズが変わってきたからです。

 

「自主的」には

上司の言うことを聞く、上司のニーズに合わ

せて働くといったニュアンスがありますが、

こういう社員はもういらないと

今の社会は言っています。

 

「主体的」には自分で考えて何かを生み出す。

これからは、

そういう社会人が求められてい

る。

「自主的」

正解にどれだけ自ら進んで動くか

「主体的」は正解がない問いに対

して自分で考え判断して行動することです。

 

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先生たちは職員室で自分の考えや自分をありのままに出せてますか?

なぜ?自分が出せないのか・・・

原因の1つは失敗が怖いから

そして、子ども達もそんな大人を見ているから

「失敗が怖い」と思ってチャレンジしないのです。

主体的に自分で考えて行動したら10のうち8~9は失敗します。

でも失敗は学びの原点。その失敗を自分の責任でやり直していく。

そうしたことを積み重ね、隣にいる友達の違いを認め合い

多様な価値観を認め合えるようになる。

この認識を大人も子どもも共有しておくべき・・・

大空小では大人の失敗を包み隠さず子どもに見せていた。

 

失敗したときにかける言葉は

「大丈夫?」の1つです。

それだけでいい。

 

でも多くの大人は

 

「何回言ったらわかるの?」

 

「何でできないの?」

 

などと責めるような言葉を

投げかけています。

 

これから先の予測困難な世の中を失敗せずに生きていくなんて

不可能です。

大切なのは、どれだけ多くの失敗を義務教育で経験できるか、

失敗は反省するものではなく、未来に向かってやり直すもの

大きなチャンスなんです。

 

職員室でも

「失敗した」「上手くいかなかった」

と声を上げることが大切。

そうしたら

「よっしゃ。。。助けたる」

といって動き出す、子どもも同じ・・・

 

 

住田先生

 

「職員室をよくすれば、

  教室も学校もよくなる。」

 

と言われますが、私達教職員が、互いの失敗を許し合えるような

空気をつくっていく必要がある。

学校が多様な学びの空間となっていくためには、地域の人や

外部の人にもっと入ってもらい、いろんな人と関わりながら

学校づくりを進めていくべき・・・

学校は学校だけで勝負するものではない

教員も1人で勝負するものではない

地域住民、保護者、企業、様々な人たちと連携しながら

「学びの空間づくり」ができたら

子ども達にとって学校が楽しい場所になるのではないでしょうか?

 

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このへんの学校では・・・

【コミュニティスクール】という言葉が・・・

よく言われています。

どんな学校になっているのか??

ただ・・・新たなことが・・・

また増えた・・・あーーーー忙しい!!

そんな現状なのでしょうか???

どんなふうに捉えられているんでしょう???

どんなふうに良くなっているんでしょう???

もしかして・・・良くなっていないとか???

 

義務教育に自分の子どもがいなくなると・・・

ぜーーーんぜんわかりません・・・

 

お話しに来てくださったら・・・

それをご一緒に考えて・・・

どこにどう動くかとか

 


アドバイスすることはできるんですが・・・

 

入ってくる情報は・・・

悩みが大ーーーーーーーきくなってから

 

だから・・・

 

動きも大ーーーーーーきく

たーーーーーーーくさんになってしまいます。

 

何かあったら。。。

「ん???」って思ったとき・・・

そんな時にお話に来てくれたらなーーーーって思います。

 

これで・・・

「脱ブラック学校」

   カラフルな教育が

     子どもを変える(下)

を終わります・・・

3回シリーズでした。

興味のある方は・・・まえのブログも

あわせて・・・お読みくださいね・・・・

では・・・(^_^)/~