新聞で見つけた記事に横浜市港南区の自立支援協議会がつくったポス
ターが話題になっていると書かれたいた。
しょうがいの特性からくる様々な行動をユーモラスなイラストで紹介
し「あたたかく見守って」と呼び掛けている。
区内の駅やバスなどに貼りだされ,「わかりやすい」と評判なのだそうだ。
理解されづらい行動のパターン6つを示している。
ぴょんぴょんぐるぐる
感覚を楽しんだり緊張や不安を解消させるために、何度も飛び跳ねたり回るなど、同じ動きを繰り返すことがあります。
うろうろ
気持ちが落ち着かないとき、歩き回って平静を保とうとすることがあります。何もしないで待つことが苦手な人がいます。
ぶつぶつ
独り言を言いながら趣味の世界をたのしんだり、出来事を繰り返し思い浮かべて気持ちの整理をしていることもあります。
大きな声
聴覚の過敏さから耳をふさいだり、自分の声で落ち着こうとして大きな声を出すことがあります。先に見通しが立たず不安になっている場合があります。
いつもの場所
特定の場所にこだわることがあります。いつもの場所だと安心できます。
集める・触る・整頓する
コレクションのようにモノを集めることにこだわる人もいます。チラシはデザインが豊富で紙も様々なため魅力的です。
題字にはあえて「見守る」という言葉を選んだ。
世の中にはそういう人もいるんだと思ってほしい。できれば根気よく
挨拶して顔がわかる関係になってほしい。
そして、何かに気づいたら家族や作業所に伝えてほしい。そんな思い
を込めた。
「しょうがいがあってもなくても、住み慣れた場所で暮らしていける港南区にしていきたい」
と起案者は語る。
この間・・・娘が全介助の方の支援で博多に出たときも
エレベーターを誰も譲らないという現状を聞いた。10~20分待っ
たという。(商業施設職員が来てやっと乗れた状態)・・・
しょうがいしゃ優先エレベーターなのに・・・
知り合いの方と話をしながら・・・
『エレベーターの中で常にアナウンスを流し、かつ、扉があくたびに
「これは優先エレベーターです。お待ちのベビーカーやバギー、車いすの方がいらっしゃいましたら速やかにお譲りくださいますようお願いいたします」
って流さなきゃじゃあないのかな・・・??』
なんて話をしていた。
気づかない、気づけない、気づこうとしない
だから・・・
何事も繰り返しの啓発が大切だと思うし、無意識にしていることを
意識づけする機会にも微力ではあるかもしれないけど・・・
なるのではないかと思う。
今回のこのプロジェクトも声を上げていってのことで・・・
共感者の輪から広がっていきSNSで話題になって・・・
記事になっていっている・・・という“行動”がある。
黙っていては・・・何も解決しない。
全介助の人が気持ちよく(周りや人に気兼ねなく)時間を有効利用しな
がら都会の空気を感じることができる支援には・・・
どんな手立てが必要か?それは誰をどのようにまき込んでいくことが
大切なのか?支援者である娘には『伝授』していきたいと思ってい
る。
今週末・・・ちょうど横浜に娘と行く用事がある・・・
もしかしたら・・・
この掲示物に出会えるかもしれない・・・
現物を見れるかな??んーーーーたのしみ!!!
(ちなみにこのポスターは港南区役所のホームページからダウンロー
ドできるらしいです・・・(・_・D )