昨日、また、知的しょうがい児のお子さんを殺めてしまった
というニュースが流れていた。
６歳・・・
特別支援学校に行っていたという事実と
育児に悩んでいたらしい・・・
と言う憶測が流れていた。
そうだなーーー私も第１子のしょうがい児が
生まれてしばらくは
今思えば・・・
鬱のような状態だったかもしれない。
誰にも言えず・・・誰にも分ってもらえない。
近くに同じような人もいない。
引っ越してきたばかりで近くに知り合いもいない。
子どもと向き合う毎日・・・
可愛いのだけど・・・
“大変”そんな思いが大きかった。
いつも誰かに
「何で、この子はこんな風に生まれたのか？」
そんな風に問いつめられているようで・・・
責められているようで・・・
(生まれたときに「どちらかの家系にそんな人はいないか？」
なんて・・・話も両家で話題になっていたので・・・)
重い日々を過ごしたこともあった。
でもねーーーー。
子どもは、私を見てニコニコ笑うの・・・
ダメな私に手を伸ばして・・・
ニコニコ笑う。
私の心を“よしよし”してくれて・・・
「元気出して・・・」
って笑ってくれる・・・
そんな日々を過ごしながら
変わるのは私自身でしかないって思えるまで
どれくらい時間がかかっただろう？
「この子のために、この子の親なんだから・・・
私は、外に出るんだ。」
と思えるまで・・・
結局は、一歩踏み出す勇気を私が
持つことだけで・・・
全てあとは“子どもを中心”に
たくさんの人との出会いで
嫌なことや辛いこともあったけど・・・
それ以上に理解者が増え、知り合いが増え
友達ができ、仲間ができ・・・・今がある。
きっと・・・この事件を起こしたお母さんには
そんな“場所”“人”がいなかったんだろう・・・
もしかしたら・・・
自分の弱さや弱みを見せることが
できないかただったのかもしれない。
“どんな自分でも大丈夫”
“みんな不完全なんだよーーー”
“子どもは社会の宝・・・みんなで
育てていくんだよ”
“たまには人に任せちゃおうよ・・”
そんな仲間が近くにいたら・・・
もっと事態は変わっていたのだろう・・・
今日は、こちらでは・・・小学校の卒業式。
ある保護者が
“(略)自閉症の息子さんがつくってくれた
数々のご縁のおかげで温かい仲間に支えてもらい親子で幸せな日々・・・(略)卒業式ですが心の底から地域の小学校で良かったと思ってます！！(略)”
もう一人も・・・
“(略)おかげでこの日を笑顔で迎えることができました。
本当にありがとうございます。
今日は保護者代表の謝辞を読むことになった
ので嗚咽をもらすほどの号泣しないように頑
張ります。”
何かあるたびに・・・どう思う？
どうしたらいい？
「こんな風に言われた・・・」
何て・・・常に相談に来ていたしっかり者の二人・・・
子どものために、きょうだいのために
自分のために、家族のために・・・
地域や社会の中で・・・
そんなことをずーーーーーと一緒に考えてきた。
私も日々・・・学びがいっぱいだよ・・・
あーーー今日は
パワフルな彼女のコト・・・感極まって
嗚咽を漏らすどころか・・・しゃくりあげな
がらの謝辞になったに違いないなーーーー*1
みなさん！！卒業おめでとうございます！！🌸
良い天気で良かったねーーーー🌸🌸
*1:笑
