Twitterって簡潔にまとまっていて
見る側はサッと読めて参考になる助かるが・・・
書く側は、ホントにまとめる技術と語彙の豊富さ
が求められるなーーーと感じる。
そんな中、
歴史を振り返っても、身を滅ぼす原因は
「酒、女、ギャンブル」
現代社会においては
「クスリ」
も入ってくる・・・
と書いてあるTwitterを発見。
それを見て・・・さーーーと思い出した。
そうだなーーー「クスリ」・・・
昔、学校に勤務していたとき、
夜回り先生こと、水谷 修さんが講師
として、お話に来てくださったことがあった。
「クスリは、本当に、すぐ身近に・・・
子どもの手の届く価格である」
「薬物は、親切を装って、優しさを装っ
て・・・
最初は、無料だったり、騙されたりしながら
近づいてきて、そして、やめられなくなる・・・」
と・・・おっしゃっていた。
地元の大きなショッピングセンターやネットや・・・
さまざまな場所で形で大人が知らない間に・・・
そっと忍び寄っているのだと・・・
また、九州ダルクの方に講師で
生徒たちに「薬物」のお話に来てもらったときや
地元の家庭教育学級で薬物依存当事者から
お話いただいたときにも・・・
ホントに当事者のリアルであることにもびっくりだが・・・
それよりも何よりもそのリアルの中味が
もっともっと衝撃的だった。
薬局の痛み止めを多量服用する・・・
と言うのだ・・・
(ぼんやり、ふんわりする気分になるらしい)
そして、飲まずにいられなくなる
薬局をはしごして、大量買いをして
服用し続けるというのだ。
(今は、成分が代わってきていると聞いたが・・・)
クスリ・・・薬物と言ったら、頭に浮かぶのは、
麻薬や覚せい剤やコカイン・・・
と言うような違法薬物・・・
そんな風に思っていたのだが・・・
市販の薬局で・・・
それもこんなに身近に扱っている医薬品で
誰にでも手に取れるものが
そのように使われることがあるのだと知って
びっくりした！！
(みなさんは、ご存知でしたか？？？)
だから・・・自分の子どもは勿論・・・
勤務していたときには・・・
よく保健室に来るヤンチャな生徒達に
「便秘がひどいからとか相談して、他人から薬をもらって飲んでは絶対ダメ。」
「頭痛がひどいからと先輩が良く効くからあげるよ。と、どんな親しい人に言われても・・・体質的になんでもは合わないから・・・
とちゃんと断りなさいよ。」
「栄養ドリンクとか飲み物にも気をつけるんだよ・・・」
「とにかく、口にするものを他人からもらわないように・・・」
なーーんて、口うるさく・・・
たくさん話したなーーーー。
別の学校へ行ったときにも
お母さんが“薬物依存”で出所してきて
中学生の子どもが喜んで、甲斐甲斐しく
家のコトとか手伝いながら・・・お母さんの
具合いの悪さをサポートしながら生活していたが
(民生委員さんとかも入りながら・・・)
ホントに少しの間で・・・
また・・・
なんて聴いたこともあった。
ダルクの方が言っていた。
地元にいたら依存から抜け出すことは難しいのだと・・・
地元の仲間、人を絶つこと・・・
それが大切なのだと・・・
つながる・・・ことは大切・・・
だけど・・・つながってはいけないこと・・・
そんなことが、身近にあること・・・
伝えていくのが・・・
知った大人の、知った者の役目だと・・・
思う。
