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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

~避難~自分が住んでいる場所を知る

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3.11が近づいてくると様々な災害時の特集が流れ始める。

福岡でも身近なところで

昨年は水害が続出したし

近隣でも土砂崩れや水没等、様々な災害があった。

その時、その時期は、バタバタと慌てるのだけど・・・

何かがないと

そのことは日々・・・日常から薄れていく・・・

 

ずいぶん前のハートネットの記事で

 

自力で避難できない障害者、いますぐできる備え

 

とあった。

 

大災害が起きたとき、あなたはどうしますか??

 

と自力で非難が難しい人たち対象に

アンケートをとったときの結果が載っていた。

 

「自分では何もできない」

「避難をあきらめる」

 

との結果もあったようです。

 

あきらめを希望に変えるため

1人1人にできることは・・・

それぞれが、きちんと人任せではなく

考えることが必要です。

 

東日本の災害では障がい者の死亡率は、全住民の死亡率の2倍に達し、

避難の難しさが浮き彫りにされました。

 

「災害=『死』を意味するものと

日頃から覚悟して生活している」

 

と言う難病の方の話・・・(悲しい😢)

 

まずは、災害が発生した時に

どのようにして安全な場所に逃げたらいいのか?

考えてみると・・・

 

大きなポイントは3つ

 

①避難場所を決める

②どうやって移動する

③支援者を探す

 

①において大切なこと・・・

 

それは、まず、自分の住んでいる地域のリスクを知ること

 

「自分が住んでいる地域はどういう被害を

受けるのかと言うこと。

行政はハザードマップと言って、

どんな被害をこうむるかという情報を

ホームページなどで出しているので、

自分の地域リスクをちゃんと知ることが大切」

 

そのうえで、どこに避難するのか、

その場所とそこまでのルートの確認を

充分にしておく

 

そして

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②において注意すること・・・

 

避難時を想定してやってみても

「行きつくことができない」

と言う場合もあります。

時間がかかりすぎる、経路が難しい。

そこまで行く体力がない、等・・・

 

そこで大切なのが

 

③「今住んでいる地域に誰がいるかわからない」

「自治会にも入っていないので

誰に声をかければいいのか」

と不安に思うばかりではなく、

地域の高齢者の方々の避難時の想定を聴く

ということも大切。

また、自治会長さんや民生委員さんに相談したり

行政の支援者名簿に登録したり、

防災訓練に参加するなど

オープンなイベントに参加したり・・・

と積極的な参加・・・

 

また、名簿に登録して安心なのではなく

 

では、どんなことをしていただけるのか?等

きちんと自ら詳しく聴く・・・

 

そして、

待っているだけではなく、

地域に自分の存在をしってもらう自分からの発信

近隣と普段から挨拶や声をかけたりすることで

支援者を増やすことにもつながります。

 

また、日ごろから当事者の声として

 

行政に進言したり、相談に行ったり

積極的に動くことも大切です。

 

 

東日本の災害でも、地域で知ってもらっているか・・・

そうでないかだけで・・・

 

大きく生死を分けたともいわれています。

 

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また、ひどい話かもしれませんが

避難所に行ったときにも

地域で知ってもらっている方とそうでない方とは

地域住民の「受援者」の受け入れの仕方も

大きな差があったと聞いたこともあります。

(知っている方は、関わり方がわかるので・・

親切にしてもらえるが

知らない方には声もかからない、

迷惑がられる等・・・)

 

災害時は、誰もが心身ともに疲弊しています。

だから・・・(そうであってほしくはなくても)

 

誰を責めることもできません。

 

日ごろから、自分達が何をしなければならないのか・・・

しっかり考えていく必要が

あるようです。

 

この機会に、今一度しっかり考え、

家族や身近な人と

話し合う機会をもったら良さそうですね・・・