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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

入院!できること?できないこと?知らないこと?

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子どもが入院するとき・・・って

どなたも大変ですよね??

 

特に全介助のお子さんで

きょうだい児がいる場合の付き添い入院の悩みで

少し前に集まったことがあった。

しょうがい者の方は重度訪問介護が利用可能になったのだが

 

しょうがい児の適用はないということだった。

その適用について活動を開始しようという趣旨のものだった。

それぞれに現状や悩みを出し合った。

私は団体の代表として出ていたので

全体的な話をまとめながら聴いていて

 

みなさんの話を聴きながら

自分の子どもが何度も入院をしていたときのことを思い出していた。

 

最初の方は子どもがひとりで

付き添いは十分、時間は取れた。

“時間がある母親がみて入院するのが当たり前”

私も何となくそう思っていた。

 

ある時、同じような年代のお子さんが入院している大部屋の病室。

夜泣きは仕方ない・・・少しならね・・・

 

でも・・・泣き続けるとそうはいかない

 

みんな言わないけど・・・

 

その方がいないときに

「少しは、気をつかうべき・・・寝れやしない」

 

まあ、そうだけどね・・・昼間は検査やら来客やらで

落ち着かないし・・・言い分はわかる・・・

 

私も少なからず、少しは思っていた・・・

 

  1. その後、自分の子どもが術後夜泣きしだした。

 

みなさんに迷惑をかけることはできない・・・

少しならいいが・・・

ずーーーーーと低く長く泣き続ける

 

病院を夜中におんぶしてグルグルまわって寝たと思って

そっとベッドにおろそうとしたら泣く

抱っこかおんぶの状態でないと寝ない・・・

 

1日目・・・朝まで病院をまわり続ける

 

2日目・・・病院を周り、ベンチに座って

朝を待つ

 

3日目・・・夜泣きにイライラしながらも

ベンチに座って朝を待つ

 

 

4日目・・・また始まった・・・

 

「もう、いい加減にして・・・」心で叫びながら

 

病室を出る・・・

 

すると

 

看護婦長(当時、今は看護師長かな・・・)さんが

「お母さん、顔が真っ青よ。毎晩寝てないんでしょ。

ちょっと来て・・・」

 

とどこかへ連れていかれた。

そこは

看護師さんたちの当直室。

 

「どれだけ泣かせてもいいから、ここでゆっくり寝てくだ

さい。お母さんが倒れたりしたら大変よ・・・」

 

とおっしゃってくださった。

 

「正直、もう限界でした。ありがとうございます。」

 

泣きながらも、寝る”(横になる)コトができた。

そのときのことは一生忘れることができない・・・

母にその話をしたら

 

最初は

「昼に寝ればいいやろ・・・」

 

って言っていたのだが・・・昼間は寝ることはできない話をすると

 

「じゃあ、早く言えばよかったのに、

    付き添いかわっていいのに・・・」

 

って・・・

 

(最初から・・・親の仕事・・・って言っていたけど)

 

そんなこんなもあったっけ・・・

 

 

 

まだまだ1人のときにもイロイロあったけど・・・

 

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2人目が生まれてからの付き添い入院はさらに試練の連続

だった。

 

まだ、幼い下の子を夫が仕事が不定期不規則のため

両方の両親にかわるがわる来てもらった。

お見舞いに来てくれて

「ごめんね。お姉ちゃんも、もう少し頑張るから、お母さ

ん帰れないから〇もおばあちゃん達と、もう少し一緒にい

てね。。。」

 

 

コクンとうなずきながら

バイバイ👋して帰る背中に

何度切ない思いをしながら見送り

泣いたかわからない・・・

 

付き添いも私が働いているときには母に付き添ってもらった。

 

本当に有難かった。が・・・

 

週末代わるときに

「親なのに・・・付き添ってもやれんのね。可哀そう

に・・・」

 

とか、あっちが痛い、こっちが痛い、疲れた・・・とか

この病院は看護師の質が悪いだのなんだのといわれながらも

背に腹はかえられず

頭を下げてきてもらっていたっけ・・・

 

(最終的にはもういいと喧嘩して、毎朝仕事に病院から行った時もあったなあ)

 

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大人になって入院した彼女

毎日来るなら付き添いはいいよ・・・

と医師と確認していたのだが

いざ、入院して1日目が終わって

看護師さんから

 

「夜の体制が手薄ですので、昨日もナース

ステーションに泣いてずっといる状態なの

で付き添ってください」

 

とのこと・・・

 

え???泣くだけで・・・

 

私も小さなころ入院して泣いていたらしいけど・・・

付き添ってもらったことなんてない

夜な夜な看護師さんと話して仲良しになって・・・

みたいな・・・

 

しょうがいがあるからなのか・・・

 

結局、夜は夕飯前に戻り宿泊、

朝ごはん食べさせて10時には病院を出て自宅や仕事に・・・

を繰り返した。

 

看護師さんは、ずっといてほしそうだったが・・・

 

子どもには、

「あなた、ひとりのお母さんではなし、することもたくさ

んだから 昼間は抜けさせてね」

 

って言って・・・

 

寂しかったかもしれないが20歳をとうに過ぎた成人

私たちがいなくなる日の自覚も必要。

 

そう思い、行ったり来たりの毎日。

 

その時は、さすがに自分の体に来てしまった・・・

夕方、自宅を出るくらいから調子が悪かった。

病院について子どもを寝かし、腹痛がさらにひどくなる。

何回も病室近くのトイレは迷惑だろうと・・・

離れたトイレに行く

別に何も出ない・・・この痛みは・・・

冷や汗が出てきた・・・

と下血・・・

看護師さんに状況を知らせ、1階救急へ・・・

結果・・・尿路結石だった。

まあ、出てしまえばおしまいなのだが・・・

 

まあ、大事に至らずホッとしったっけな・・・

 

どんな家庭も“入院”する人がいると大変。

だから、みんなの負担が軽くなる制度

それも使う側も使っていただく側も助かるなら

言うことはない・・・・

当事者の家族の話を聴きながら・・・

議員さんたちもペンを走らせていた・・・

 

それぞれの問題がひとつひとつ解決できるよう

これからも

“知らないことを知る”

そして

考えていかなければ・・・

 

知らないことを知るって

大人になっても大切ですよね??