１番下の娘の友達で“母”になる人が多い。
１９歳・・・
早く“親”になることを決して否定はしない。
この少子化の中、早くに子どもに恵まれるということは
喜ばしいことだとも思う。
けれど・・・今の時代・・・
SNSで情報発信する子も増えてきて
“危なっかしくて”しょうがない。
お腹に子どもがいても、たばこが止められな
くてプカプカ・・・
産まれてすぐから飲酒をして母乳を与える。
毎日育児でイライラするからと
首も座らないうちから居酒屋でべろんべろん・・・
生後２か月くらいからもう麦茶・・・
『可愛い』といいながらも・・・
言ってることとやってることが違いすぎる。
傍にそれを教える大人がいない現状・・・
子どもが子どもを育てている。
１０代・・・まだまだ遊びたい時期のはず・・・
けれど“親”を選んだのなら・・・
それなりの覚悟を皆で話しあったであろうに・・・
そういえば・・・
中学校の保健室で働き、よく話をしていた時に
子ども達のリアルな性を聴いていた。
『そんなことしていたら、病気をもらったりするんだからね。
子どもが将来欲しいと思うなら自分の体を大切にしなくちゃいけない』
とか
早くお母さんになりたい卒業してからでもいい・・・
なんて言ってる子には
『子ども産んでどうするの？そのお金は』
『彼氏と結婚すれば・・いいやん』
『彼は。産んでいいって言うと思う？学生よね・・・結婚できない年齢だし・・・』
『んーーーー無理か』
とか
『私は彼氏働いてるから大丈夫やん。』
『結婚するとして給料は？〇万って言ってたよね。
『生活するって思ってる以上に、お金がかか
るんだよ・・・
きっとそれだけでは無理じゃあないかな・・・』
『じゃあ、親に面倒見てもらって働くか・・・』
って・・・
『初めから“親”を頼るってことが、まだ、子
どもの証拠。
子どもが子どもを産んで幸せにはなれません
からやめてください。』
とか
『先輩とかも結婚しとるし・・・』
『その先輩は幸せって？』
『ばり、お金に困って大変って・・・夜、働
こうかって言ってた』
『そうなんや・・・人を育てるって時間もお
金もかかるしね。
高校行ってないよね』
『そう、だけん、仕事がないらしい』
『なら、やっぱり、高校行ってからの話やんね・・・』
なんて話もよくやっていたなあ～
若くて結婚した人の離婚率も
私が知っている人には多いってことも
『私は勉強好かんけん、早く結婚したい』
『んーーー好かんと逃げに結婚する。は違う
し、社会に出るまでにやればできるんだか
ら・・・
分数くらいできるようにしとこうか・・・』
『バカやけ・・・高校いけんもん』
『大丈夫よ・・・行く気があれば行けるとこはある。』
なんて言いながら・・・
小学校のドリル一緒にしたりいたっけな・・・
(高校行っても何度も弱音を吐いていたけど・・・何とか
卒業・・・)
自分の子どもにも
「責任も自分自身で取れない人が親に何てな
れないんだからね」
「相手を大切に思うならどうすべきか考えな
さい。」
「子どもが子どもを育てることはできないん
だからね」
なんてよく言っていた。
最近、よくニュースでもあるように
性の問題は。小学校から気をつけとかないといけない・・・
そんな事例もよく良く聴いていたから・・・
体の成熟と心のバランスの違う子どもにとって
間違った知識は身を滅ぼし
心身ともにボロボロになってしまう。
特に“女の子”は・・・そう思う
だから、口を酸っぱくしていつもいつも言っていた。
「自分の子どもとそんな話するん？」
とよく生徒に聴かれて
「そりゃあするよ・・・他人事じゃあないや
ん」
と言うと、たいてい
「うちでは、そんな話なんてしたことない
し、しないよ」
って
「生理がいつ来てるかもしらんやろ～多分」
とか言っていた。
こんなにSNSの情報が溢れている今
子ども達は、絶えず情報にまみれている。
特に早くから“スマホ”等にふれている子はリスクが大きいと
思ったほうがいい。
うちは、全員高校生から
１番下なんて小学校から持ってる子が多くて・・・
何度も打診してきたし、お決まりの
“みんな持ってる”を連発していた。
だから、決まった時間だけ私の管理下のもと、
私の携帯を連絡には使っていたときもあった。
親だから子どものために負けられ
ない
そんな気持ち・・・
娘に言う。
『友達なら言ってあげなさいよ・・・
やっていいことと、×なこと・・・親なんだか
ら・・・』
『今、付き合いないからね・・・
言ってるんだけどね・・・彼女も嫌いだった
お母さんみたいになるのかな・・・』
悲しそうに言っていた。
私も心の中で
(できないことは、できないと投げ出してくれた方がいいけどな
って思っていた。かけがいのない命だから・・・)
どの子の命も産まれた以上、
幸せであってほしいから・・・
