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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

相談・申請 ~ どうやったらいいのーーー ~

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仕事の特性上、相談を受ける件数は数が多い。

 

ご本人、保護者、教員、行政、学校・・・

最近はĀDHD・LD等発達しょうがいの方達とのかかわりも増えてきた。

先日、福岡に越してきて

現在、就労継続支援事業所に通っている30代後半のご本人の

しょうがい者年金申請に一緒に行った。

 

ずいぶん前に自分でチャレンジしたができなかったらしいのだ。

 

待ち合わせ時間は彼女に決めさせた。・・・が覚悟はしていた。

大体1時間は遅れることを・・・

案の定40分遅れてきた。

(遅れるには理由がある。来ようとして気になる何があって、

昨夜の眠剤が・・・等々)

まあ、覚悟していたので仕事をもっては行っていたが・・・

 

・・・というスタート!!

 

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知的には、何の問題もない彼女

 

「何が難しかったのだろう?」

 

と一緒に福祉課➡生活保護課➡年金課とまわった。

福祉課で話した内容で

 

「何かわからなかったことはありましたか?」

 

って尋ねたら、

 

「今回は、だいぶん分かりました。前回は、専門用語が沢

山で何を言っているのか?英語を聴いているようだっ

た。」

 

と言われた

なるほどーーーーー。

 

生活保護課にも年金申請の前に取れないときの予備知識として

入れておいた方がいいとの事だったので行った。

家賃の上限額や資産関係等の説明を聴き安心されていた。

 

「自分の中で、どの順番で回るのか?何をどの順番で聴く

のか、それとも聞かないのか?整理ができないので・・・

一緒に来てもらって良かった。」

 

と言っていた。

 

それから年金課

 

事情を説明したあと、

課の方が、とても早口で説明をされた。

また、これができなかった時には年金が出ないことや

どこまで年金を払っていたかで出ないことがあると

ナーバスなことを次々に言われた。

 

「それは、ドクターの診断日の確定やこの申請書を書いた

後のことですよね。

今は、そのことは考える必要がないですよね・・・」

 

って話は遮ったが・・・

 

これが、ひとりで来ていたら・・・

 

アーーーーーできないんだ。って感じたり、難しいからあ

きらめよう。

 

ってなるかもしれない。

って思った。

 

終わった後、

 

「こんなにまわったら、ひとりだったら1日かかってたと思う。早く済んでよかった。

もう頭がいっぱい。いっぱい・・・・」

 

って言った。

 

んーーーーーなるほど。

 

頭の中で会話の中の“言葉”が整理できない彼女の特性。

その中での性格上の“ゆっくり”なかんじ・・・

間合いの取り方や空気を読むことの難しさ

スケジュール管理はスマホや手帳で管理し、“文字”を視覚でとらえるのは得意。

 

「こんな書類持っていてもよくわからないから・・・持っ

ていてもらってもいいですか?」

 

「そうね。なくしてはいけないから、主治医からの初診日

とか確定してから一緒に書こうね」

 

と預かった。

(彼女は、片付けも苦手なので・・・書類がなくなること

もあるため)

 

他にも常に様々な相談がある。

 

発達しょうがいの方の年金問題、義務教育での学校との問題、

保護者同士の関係、難病の子の学校での生活上での“合理的配慮”の問題、

義務教育終了後の進路、全介助の子の高等部卒業後の進路

緊急避難先、緊急預かり・・・・等々

かぞえたらきりがないが・・・

 

その出会いの中の“学び”が日々が、

私に考えさせること、向上し続けなければならない意識や

行動し続けることを教えてくれる。

 

ココから何を“スタート”していかなくてはならないかとい

うことも・・・

 

子ども達の未来に向けて

 

40周年の節目に考えていかなくては・・・