年末を迎えると様々なことを思い出すきっかけをもらう。
大掃除・・・それが大きな要因ともいえる。
家だったら小さなころの写真や連絡帳だったり
亡くなった方の写真だったり
年賀状整理も思い出に浸るばかり
恩師や身近な方々の訃報だったり
昔の元気だったころのお便りであったり・・・
ℕpоだと昔の資料、助成金でいただいたもの、、作品や写真・・・
いろいろ振り返ると感慨深い。
それが年末というものなのかもしれない。
25周年
今から15年ほど前、この会を任されたばかりのころ
記念式典で冒頭のあいさつをしたときのことを
ふと・・・思い出した。
その当時福岡県では、
公園へ連れて行った小学生のしょうがい児が行方不明になり
大捜索が行われた。
その結果、トイレで首を絞められ殺害された状況で発見され大騒ぎになった。
その後、犯人はどんな人物なのか?
いろいろな憶測が飛んだ中、犯人は、捜索にも加わっていた
いなくなったと通報した母親本人だった。ことが判明。
大きな話題となった。
動機は、子どものことに疲れた発作的なことだったこと、
転入したばかりで、話したり相談できる環境がなかったこと・・・
等々があったと記憶している。
私は
「。。。略・・・福岡市であった事件は、どこでも起こり
得ることです。
ひとりで抱え込み途方に暮れ、どうしていいかわからず、孤立、孤独を感じていらっしゃる方は周りにいないでしょうか?略・・・自分の子どもを殺めることが
この筑紫野市で起こらないように尽力していきたい。。。略」
と話した。
今でもその気持ちはゆるぎはないし変わり
はない
本会の私が使うパソコンの前には
「ひとりを見過ごさず、ひとりを大事にす
る」
と書いたものを掲示している。
また、うちのしょうがい者の娘の母校でもある
立花高校の創設者は
「ひとりの子を粗末にするとき、教育はそ
の光を失う」
と書かれ
それも本会の壁に貼っている。
何かあるたびに、何かするたびに
いつもそれを見つめ、今を、これからを考えている。
来年もこの言葉を胸に・・・
またさらに未来に続く活動ができるように
考えていかなくては・・・
。。。と年末・・・
あと数時間後の来年のことを考えている。