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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

じょうがい児者の 【きょうだいじ】の関係って・・・パート1

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しょうがい児・者のきょうだい関係・・・

 

うちの場合は、しょうがい児は、いちばんうえ(今では者ですが)

ここのところのきょうだいの順番で、また関係性は変わってくるのか

な?

とは思いますが・・・

 

“しょうがい”を理解させるのは いつか 

これは、どなたも通る あるあるなのではないでしょうか・・・

きょうだいじが、告知より先に周りから傷つけられたという方もいる

のではないでしょうか?

これほど、親としてきついことはないですよね・・・(T_T)

 

私のところは3歳下に男の子

彼女から10歳下の女の子

の3人きょうだいです。

 

「しょうがいしゃが一番上なのに・・・よく産む気になったね」

と言われたこともありました。

 

でも、私は子どもが好きだったし、きょうだいがいる中で育ったので

きょうだいがいることは、本当に自然なことでした。

が、迷いがなかったわけではありません。

“今度もしょうがいがあったら・・・育てられるのか”

何度も自分に問いかけました。

で・・・

“まあ、ひとり何とか育てられているし・・・きっと大丈夫”

が、私の答えでした。

2人目は最初から姉がいたので

「もし、お姉ちゃんのことで何か言われたら、すぐにお母さんに教えてね」

と話していました。

それと

「どんなことがあっても私は、あなたを守るよ」も・・・

 

小学校は、彼が1年生、彼女が4年生から3年間一緒でした。

ある日、家で宿題をしていて

上の子が

「全然わからん」

【この当時の特学の宿題で1年の子と一緒のレベル】

「ちょっと見せて・・・」と下の子

「これは、〇〇で〇〇なんだよ・・・Mちゃん、ちゃんと先生の話を聴いてないからわからなくなるんだよ」

「は~~い」上の子

 

と話しているのを聴き、とても微笑ましかった。というか

笑ってしまった

【彼女は聴いてないのではなく本当に理解できない】

 

また、成長と共に

「何で僕ばっかり・・・」

と泣いて食って掛かることもありました。

 

これも・・知的しょうがいのお子さんをお持ちなら

あるあるなのではないでしょうか・・・

 

私も説明に、凄く時間を要しました。

“彼が彼女のできる範囲を超えたこと”

“彼女は一生懸命やっても、そこまでしかできないこと”

“彼女はさぼっているのではないこと”等々・・・

何度も何度も・・・繰り返し繰り返し・・・

 

どれくらいたったか・・・やがて言わなくなりました。

何か“理解”できる、腑に落ちる機会があったのだと思います。

 

また、もちろん“いじめ”もありました。

 

それは担任の先生からの連絡でした。

本人より高学年の子だったようでした。

彼女が卒業した後の彼が5年生くらいのときだったでしょうか?

内容は、ざっくり聞いたので

家で彼に聴きました。(なにも聴いてなかったので)

「先生からなんか高学年の子に言われたって聞いたんだけどホント?」

「あ~ホント」

「何て言われたん?」

「ん?なんかお前の姉ちゃん、ばかやろ?算数もできんし、勉強も解らんし、トイレもしっぱいしたり・・・みたいなこと・・・」

「ふーーーん。それでどうしたん?」

「ん?うーーーん。そうだけどそれがなん?って言った」

「そうしたら?」

「なんも言わんでどっか行った。」

「先生は、その言った子を見つけて謝罪させたいって言っ

てるけど、あなたはどんな人か覚えてないって言ったみた

いだけど・・・見つけて謝罪してほしい?」

「いや、別に何とも思ってない。できないことはホントだ

から、言われたのは嫌だったけど・・・探さなくてもいい

よ」

といったのでその旨を先生に伝えた。

先生は

「そんなわけには・・・」

とおっしゃったが

「彼が彼自身で解決しているし、それで学校に行かないと

か、泣き暮れているということではないので・・・大丈夫

です。これから先、きっと何度もこんなことはあるはずだ

し・・・それは隠さずに、みんなに教えてねって話しまし

たので・・・」

で解決した。

 

それから彼は多くを語ることはなかったけど・・・

ときどきそんなことが訪れたようだった。

私は、自分の息子ながら“凄いな”と思った。

 

私が彼の立場だったら・・・

泣いていたか?学校を休んだか?だけど親には言わずに・・・

(親も一生懸命やってるのは分かっているし・・・)

彼女のことを恥ずかしいと思っていたか・・・

そんな小学生だったと思う。

 

“しょうがいは、仕方ないこと、どうしようもないことで

恥ずかしいことではない”

 

と私も言っていたし、教育の中でも話していただいていたようだった

ので・・・

彼の中に、それは生きていたのだろうと思う。

勉強は決して“自慢”できる子ではなかったが・・・

人として学ぶべきところが大人の私にも多々あった。

もしかしたら、のんきでぼんやりした答えばかりで・・・

周りとしては“いじめがいがない”こだったのかもしれない

 

彼は、よくこんなこともあった。

「特学の子と来年も一緒のクラスでいい?彼が一緒がいい

って言ってるけど・・・」

って担任の先生によく聞かれて、

「別にいいですよ」と答え続けた。

そして、家では

「何でいちいち聞いてくるのかな?勝手に決めればいいの

に・・・」

って言っていた。

そこから5年間一緒のクラスだった。

そして、先生は、よく彼の一番仲良しは誰かを聴いていたそうだ。

(そのこと一緒のクラスになっていたことは言うまでもな

い・・・)

 

小学校も中学校も“人権”を大切にする学校で学んでいたため

彼は、ほんとうに自然体で嫌味がないなあ~と感じていた。

 

私はというと高度成長期の時代の流れの中・・・

そんな人権とか勉強をしたかな?と言う程度・・・

意地悪で仲間外れ(外されることも)悪口・・・そんな日常も

たくさんあった。

 

彼もないわけではないのだろうけど・・・(笑)

親が、しらないだけで、やったこともあったにちがいないし・・・

彼の話は話せばいっぱいですが、これくらいで・・・

 

明日は・・・

またまた面白い・・・

下の子のエピソードをお話していきたいと思います。

 

10も違うとこれまた、面白い・・・

そんな感じです。(笑)