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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」~相手の立場に立つってできてる?~

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相手の立場になって考えるという言葉は、
「障害」児。者の支援者の間では、
ものすごくよく使う言葉ではないでしょうか?

支援者として、当然であるべきと思われ、
この精神に従って、支援をしているという人は
多くいると思います。

では、この言葉の意味は、全ての人が、
同じでしょうか?言葉の定義合わせは難しい・・・

よって・・・同じではないと思います。

だとしたら・・・ご本人のニーズが取れていなかったり、
本来の望む支援を与えられていないこともあります。

では?相手の立場とは一体なんでしょう?

「障害」児・者の方々は、一人ひとりは違います。
だから立場というのは、人数分だけあることになります。

その人自身の人生や生い立ち
今までの経験。「障害」の状況、
そして、その人の価値観や常識。当たり前

その人の立場に立って、物事を考えるというのは、
そういう、その人を形成してきた物すべてを踏まえた中で
できるだけあなたの当たり前や常識と比較せず、前面に出さずに、
まずは考えることです。

この事業所にいる状況はいかがでしょうか?
なぜあなたの事業所に来たのでしょうか?
その人の思いや意見が出てきたときに、
なぜそう思っているのだろうか?と、
意味を理解しようとしていますか?
そのような気持ちをまずは聴いていますか?
否定していませんか?
相手の立場で考えるといいつつ・・・

こんなことはありませんか?

相手の考え方ややりたいことが、間違っていると判断してしまう。

間違うと、その人の人生が良くない方向だろうから、
自分の常識で考える生活の方が、あの人のためになる。

と、言う論理。

例えば、
お金が手元にあると、すぐに使ってしまう人。
だから、これは、
支援者が全部管理していくべきだと
即決してしまうというようなことです。

その人の立場で考えている。
その人のこれからの人生のためにと考えている。

文字の上から見れば、合っていると思われるようなことも、
別な角度から見たら、間違った視点から
考えていることになっていませんか?

相手の立場で考えるというのは、
その人の生活そのものに対して自分の意見も持たず、
こういう人生の人なのだと受け入れるところからです。

その人の生活を受け入れずに、今の生活ではない方が、
その人がより良い生活になるとか、
自立になるとか考えるようなスタート地点にすることが、
まずは違う気がします。

その人の生活をまずは、知り、
その生活である意味(理由)を知り、よく理解する。

その上で、今の生活や
できることやできないことなどを
精査して
そのような生活をしている人に、
その人らしい生活って何だろう?って考え
その人が納得がいく生活をしていくことに対して、
その人の意向をきちんと入れ、どんな支援ができるかを

考えることではないでしょうか?

よく話せない人もいますし、
そのとき私たちはその人の立場で物事を考えることを

することとなります。

例えばひとつのことを
するかしないか考えていくときにも、
自分自身に様々な質問を投げかけてみましょう。

・こういう「障害」だから無理かなあ?
・でも、この前できていたから、自分でできるかなあ?
・できるかもしれないけど、その他の生活のもろもろとの兼ね合いを考えたら
 ここはやらないという選択肢もあるのかなあ?
・できることだけど本当にやりたいのかなあ?
・それをやっているサービス事業者は?
 または・・・家電等を買えば、他のことが時間短縮できるかなあ?

色々な方面から考えて行くことです。

その人の生活丸ごとを受け入れて、
様々な角度で考えて、
今目の前のことだけではなく、
日常生活の中での不具合にならないような
トータルコーディネートをするそんなイメージです。

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相手の考えが一番。
支援者やあなたの考えは、その後です。
あなたの常識範囲内は想定できないような、
生活だったとしても、
「わかるよ。そうだよね。そうなっちゃうよね」
と、思える自分になることです。

でも、相手も間違っていて
困っている場合もありますから、
相手のどこに「障害」があるのかを見極め、
本人の力量にも合わせることが必要です。
本人の力だけではなく、人や物すべての環境因子も使います。
アドバイスすることもあるかもしれませんし、
メリットデメリットをよく話すことも必要でしょう。

支援のスピードも本人に合わせます。
急にしなければならないこともありますし、
ゆっくり時間をかけることもあります。

そして、勘違いしないでほしいのは

その人の力量の中ですること。
その人ががんばって、がんばって・・・

一生懸命することではないのです。
できることの中でやる。そこが基本です。
相手の立場やこれからのことを考えてすることです。

あなたの「こうするべきだ」「これがよい」

という理想のために彼らが動くことではありません。

相手の立場を考えた支援は、
まず、丸ごとその人の日常生活を受け入れるところから、
その人を批判することなく、
自分の常識当たり前と思っていることを
押しつけることなく、社会の常識に翻弄されず。間違わないこと。
支援の途中も何度でも・・・
自分は相手の立場になっているか?と
と常に自問自答し繰り返すことです。


まずは・・・「支援とは」を
もう一度考え直すところから始めることになるかもしれません。

その「覚悟」をもって支援者として一緒に考えていきましょう。

支援ってふかーーーいですから・・・

机上の空論を防ぐ支援とは?

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机上の空論。
よく聴く言葉です。

この春・・・新しい職場・・・新しくやること

ここを意識すること・・・たくさんおこったりしますよね

事業所なんかで言えば・・・

例えば、着替え。
何でこんなに時間かかってるの?

予定の時間より15分押しだよ・・・
なんて思うかもしれませんが・・・
ロッカーがぎゅうぎゅう詰で・・・

ロッカー同士の幅がくっついてる・・
これって・・・けっこう着替えるのは、大変。

朝からの健康チェック、導線・・・作業材料の位置、
ご自身でやってみてください。
やっているとやりにくいことがあります。
やりにくい位置に置いておきながら、
もっときちんとやりなさいと叱っているということに気づきます。
これこそ、スタッフ自らが体験できるのですから、
やってみるべきです。
そして、日常の不具合を見直すべきです。

さて、こういったことって、
そこにいるスタッフが、スタッフ自身の常識や当たり前の中や、
こうなるだろう。こうなるはずを予測して決めているはず。

支援者(スタッフ)の良しあしは、
頭の中で想像力を働かせ、利用者の動きかたや、
その環境場所をどれだけ読み取り
感じ取れる感性を持っているか?だけでいいのでしょうか?

いやいや・・・何よりも「考動」
自分自身がまず体験したほうがいいのです。
利用者が利用する導線、目線、音、匂い・・・
少しでもわかりますから・・・

よくわかってない中で、
利用者のせいにしてはいませんか?

「何でできないの?」「どうしていつも遅いの?」

その方の目線で自分でやってみたら・・・

かなりの不具合がわかって、
あー自分でもやりにくい。ってなることは多いものです。

そこを理解しながら、
利用者のみなさんにあうような形にしていくのが、
支援者(スタッフ)の役割ですからねーーー。

まずは体験・・・
体験してから利用者に提示をし、
体験することができずに、利用者にしていただくことがあれば、
様子をみながらその方の不具合を感じ取り

その状況にあわせて・・・
改善や、環境、時間的配分など変更ができる
支援者(スタッフ)になってほしいのです。

利用者を、支援者(スタッフ)のつくった枠に当てはめるのではなく、
支援者(スタッフ)が、支援の方法を変化させる。環境を合わせる・・・

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叱ったって意味のないことです。
だって、それを利用者がするには無理があるからです。

感性は大事。でも、感性がない支援者(スタッフ)もいます。
感性がずれてることや間違っている場合もあります。
だから、システムも重要です。

体験できるなら必ず体験。
体験できないなら、途中不具合があった場合に・・・

直すことを必須とする。

こういうシステム化が、
実際の利用者の動きに合わせた支援体制となっていきます。
実際を見ずに、机上の空論だけで行う支援は、支援ではありません。
確かめるというシステム化を入れながら、支援をしていきましょう。

福祉は人なり。とも言いますが・・・
でも、そうとばかりは言えない時代、

どんな人材が来るかわからない時代に突入しているのです。
システムが大事な時代が始まってますよーーー

育成のシステム化も考えなきゃですねーーー

「障害」~この子がいなかったらと思う気持ち~

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「子どもがいなかったら、どんなに楽か・・・」

そんなこと考えるなんて、自分でも最悪だと思います。

 でもそういう考えが心をよぎったのは・・・

過去に1度や2度ではないかもしれない・・・

 

だから・・・もし・・・そんなことを思ってしまう・・・

「私なんて親失格」「最悪な人間」

なんて自分を責めることはありません。。。

 

子育て中の方からよく

「育児は大変だけれど、子どものいない暮らしなんて考えられない」

「親にしてくれて感謝しかない」

などと聴くこともあるでしょう?

いつも

「そうだね」「幸せだよね」と無難に答えるけど・・・

本当は心のどこかで・・・

「子どものいない暮らし」「夫婦だけのときに戻れたら」

と考えてしまう自分のことを・・・

もしかしたら・・・最悪、非常だと思いながら・・・

言いたくもないこと心にも今はないこと・・・

つきたくもない嘘を重ねてきたこと・・・私にもあります。

 

最愛の我が子達がいなくなれば・・・

本当は一番苦しむのは私のはずなのに・・・

そのように思ってしまう自分を母親失格と責め・・・

ますます苦しく辛くなってしまう・・・

 

「障害」児の育児は大変です。

だって周りに同じ育児の悩みを共有できる人が少ないんです。

周りのママ達とは違う子育ての仕方をしなくてはなりません。

 私も・・・そんな葛藤を数年繰り返す中でもその暮らしに慣れることいったことは

正直ありませんでした。

子どもの成長を喜ばないことはない・・・だけどそれと共に・・・

問題行動やわからないことが。。。また増えていく。

 

そんな私が・・・苦しみが増え続ける日々の中で

学んだことは、苦しい気持ちをひとりで抱え込まないことでした。

 日本の社会では辛い苦しいことをわが子のために耐え抜く姿を

美徳のように思う文化もあります。

これって・・・子どものために頑張っているようにも感じますが。。。

でもね・・・

子どものために歯を食いしばって日々を耐え抜き泣いてばかりいるママ

よりも・・・・

多少ダメイヤダメなところがたくさんあるママでも

子どもの前では笑顔でいられるママの方が何倍もいいはずです。

 子育てが上手くいかないのは誰のせいでもない、ママの努力不足でも、

育て方の問題でもありません。

 

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どんな子どもを産んだとしても、子育てはとても大変です。

きっと、「障害」児の育児はもっと大変です。

多くの人に助けの手を借りても失敗の連続、

誰に相談しても結局のところ自分の気持ちが救われきれることも・・・

正直報われることも内科もしれない。

多すぎる葛藤に折り合いがつかない可能性もたくさんあります。

だから、誰が悪いわけでもないのに自分を責め過ぎてしまう・・・

そんな現実があります。

 

今この記事を、私の過去と同じような気持ちを抱えながら

「障害」児と向き合っている方がいるのならば・・・

誰にも理解されないようなその苦しみ辛さは、私と共有させてください。

理解させてください。

一緒に、無理のない範囲で頑張っていきましょう。

育児は待ったなし・・・止まることができません。

聴いたから・・・吐き出したからと言って

すぐに問題が解決するわけでもありません。

でもね・・・吐き出せば自分の気持ちに少しは余裕が生まれます。

 心の余裕は、自分が思っている以上にとても大切です。

 

人間という生き物は、どんなに強く明るく忍耐強い性格だったとしても、

心が壊れてしまい手に負えなくなる可能性は誰にでもあります。

人間はそれくらい、一人では弱い生き物です。

 吐き出す場所がない、誰も自分の気持ちを分かってくれないと言った場合、

自分だけにご褒美を与え少し贅沢をして息抜きしましょう。

周囲の目や世間体が気になって

「母親が子どもを預けて好きなことをするなんて」

「「障害」児がいるのに・・・そんな時間あるの?」

と陰口を聴くかもしれません・・・

ですが・・・気にするべきは世間や周囲の目や言葉ではなく

これからもずっと子ども達を育てていくために

自分が潰れないための努力です。

 誰に何と言われようと躊躇せずにやればいいんです。

それが、自分のためでもあり・・・

子どものためにも繋がる・・・未来をよくすると考えています。

 

 

私も囚われていました

「障害」児を産んだのだから

「人一倍歯を食いしばって頑張り続ける必要がある」

「大変さを母親だから一人で乗り越えなくては」と・・・

でもその考え方はむしろ逆で、

大変すぎる過酷な育児だからこそ・・・

長い目で見て母親としての自分のありかたを考ることが必要です。

そのためには、周囲の力をどううまく借りようか?を考え

母親としての自分をねぎらいながら・・・倒れないように努力する必要があります。

 私が「障害」児者と楽しく活動している様子を

SNSで発信していますが・・・これは「障害」児・者に関わる方たちに向けての

「大丈夫!!」「ひとりじゃあない」

という社会へ向けてのメッセージだったりもします。

 

ひとりで悩まないで・・・ぜひ・・・応援させてくださいね・・・

 

 

 

「障害」~若いママの相談にのるとき~

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若いママ達のご相談を聴いていく中で

んーーー

「私はどうしていただろう?」

って考え直す機会をたくさんいただいています。

 

「きょうだい児に「障害」があるこの子のことを

いつどうやって説明しましたか?」

「「障害」児のこの子をママ友にどうやって

伝えましたか?」

「幼稚園や学校でどのようにこの子のことを

説明したらいいのでしょうか?」

 

そうですよねーーー様々な場面・・・

私も経験し・・・乗り越えてきました。

 

理解者もできたし・・・理解されないことも多くありました。

怒鳴られたことも、力になってもらったことも

笑顔がいっぱいになれた日も・・・

大泣きして悔し涙、哀しく辛い涙を流したこともありました。

 

でも・・・私は「諦めなかった」

 

どんなにわかっていただけなくても

常に「話す」ってことをしてきました。

 

これは・・・私のためではなく・・・

この子のため・・・きょうだい児のため・・・

そして周りのこれから関わるであろう人達へのため・・・

黙っていては・・・理解はしていただけない

外に向かっていかなくては「障害」理解は広がらない・・・

自分や自分の家族だけのためではなく・・・

周りの「障害」児・者のため・・・これから生まれるであろう

未来の子ども達のため・・・

 

私は社会課題として・・・誰もがイキイキと生きがいをもって

楽しく幸せに生きていける「共生社会」の実現に向けて

日々活動しています。

1日たりとも・・・この活動を怠ったことはありません!!

って胸を張って言えます。

これからの世の中の流れ、時代の変化、働き方の多様性

福祉事業だけでないビジネスモデルの構築・・・
自分が「障害」児を産み育て、きょうだい児が産れ

自分のやるべきことビジョンやミッションだなーーー

って感じることができたから・・・

 

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自分が困惑し不安や恐怖に苛まれる日々を

先輩方や周りから救って導いてもらい・・・

それを「恩返し」することも大事だけれども・・・

 

だけど・・・

それを「恩送り」することが世の中のために・・・

これから続いていく未来のために

もっと大事なことだと気づいてしまったから・・・

 

今やるべきことを「今世」のうちに・・・

どれだけできて・・・その思いやビジョン、ミッションを
どれだけ受け継いでいったもらえる

組織構築、システム化できるか・・・

ご相談を受ける度に・・・
「やらなきゃ」
って心に火がさらに大きくともるのです。
そして・・・この火は・・・私だけではなく

次にも、その隣にも、連鎖していく・・・

そうできるように・・・

伝えきれる自分にならなければいけない・・・

人と自分の「当たり前」は絶望的に違う・・・
それは「障害」児・者の親であっても家族であっても・・・

でもこの子達に関わる人たちの「根本」「根底」

は一緒のはず・・・

「やり方」「あり方」は違っても・・・

願っていることは一緒・・・
「この子達のよりよい未来」「この子達の笑顔」

「この子達がイキイキ生きていける社会」

 

目指すことが一緒だから・・・
そんな同志や仲間と・・・これからも繋がっていきたい

そんな活動をこれからもどんどん仕組んでいきたい

仕掛けていきたい・・・

若いママ達に出会う度・・・そう思うのです。

管理職。リーダーがすべきこととは?

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管理職や様々な代表をしている方にお話しあります。
自分のコミュニティや事業所会社に問題があることをわかってますか?
何もない!!上手くいってる!!順調と思っていませんか?

今起こっている問題は部下やその他のせいで、
自分は何も悪くないと思っていませんか?

もっと能力がある部下が来れば、もっとメンバーが改善すれば
ことは解決する問題なのに・・・と思っていませんか?

自分のやっている仕事は楽しいですか?
あなたは自分自身が一番忙しいと思っていませんか?

代表である自分がするべきことは、
自分の理想や夢の実現のためにがんばってくれている
部下やスタッフたちが、心地よく働いてくれるために
心配りをすることです。

部下やスタッフの意見を聞き、
その実現をするような調整をするべきです。
仕事がしやすいように働く現場の素地づくりをすることです。

そのためにするべきことは・・・

腹をくくることかなーーー矢面に立つことかなーーー
万が一部下やスタッフが窮地に立ったときに、
部下やスタッフを守りぬくこと。

責任を取るということになるでしょうか?

自分のプライドや立場をを守るということではありません。

部下やスタッフを守る。

それはなぜか?

それは部下やスタッフが利用者などに深くかかわっている

その方々を守るべき立場に自分がいることを自覚しているからです。

利用者を自分が一番大切にしたいけど・・・
仕事上・・・一番遠くにいる存在のはずですよね。
そして、そこにはあなたの部下やスタッフが一番近くにいて、
いつも毎日身体を張って支援をしてくれているはずなのです。

あなたの夢や理想を実現するためにが働いている部下やスタッフを
日々ねぎらうことをするべきだと思います。

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もし、夢や理想・・・考えと違う方向にみんなが

行っているのであれば、それは
自分自身がしっかり育成をしていないからです。

あなたが、あなたの考えを
きちんと部下やスタッフに伝え続けているのであれば、
伝わるように伝えていれば・・・

部下やスタッフたちは、育っているはずです。

わかっているはず、できるはずという思い込みは危険です。
部下やスタッフのことは知らないことが多くある。

むしろ知らないことの方が多い。そこを知ろう!聴こうとしているのか?
いかに・・・伝わる言葉で発信していないか・・・
発信しているとしても、
部下やスタッフのそれぞれの根底に届いていない可能性ありませんか?

あなたが、部下やスタッフがわかる言葉で発信し、
それを理解したかどうかを確認し、
部下やスタッフのしていることを理解し、
万が一のときには守ってくれると思えると・・・
あなたを信用してあなたについていきたいと

夢や理想を一緒に叶えていきたいと考えてくれるはずです。

部下やスタッフが、あなたが思っているような仕事をするかしないかは、
結局はあなた自身にかかっているのです。
決して、周りや環境や部下やスタッフの質や考え方ではないのです。

変わるのは自分!!学び続けること・・・

あなたは自分の机で書類ばかり見ていて、
部下やスタッフを使うことだけが仕事ではありません。
あなたから現場をしっかり回り、
部下やスタッフの姿を見て本人たちの声を聴きましょう。

それは、利用者やお客様を幸せにするためであると、
再認識してください。

事業所、会社。コミュニティ・・・

そこが良くなるも悪くなるもそれは・・・あなた次第なのです。

相手と私の「当たり前」って?

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毎日こんなこと思っていませんか?

私自身も様々な場面でこんなことを

考えていることがありました。

なんで、こうやってくれないんだろう?
なんで、ここまでできないんだろう?
もっとうまくやれないのかな?
もう少しスピード出せないのかな?


人がやっていることを自分軸の尺度で
評価していることが多くあり、
イライラしたりして・・・

「あーーー遅い!」「何回言ったらいいの?」
「そんな非常識なことする人います?」

なーーんて聞こえてきそう(笑)想像できます。

でもですねーーー

そもそも、その尺度は、みんな一緒ではない
あなた特有のものだということに気づいていますか?

相手も同じようにできるのか?同じ経験値なのか?
そう考えるとできないのが当たり前と思っていたほうが
いいのです。

その人に対し、自分と同じようなことや、
自分の思うことが当然できると
自分の当たり前を期待するから、
期待したことができない人を見ると、
イライラしたり怒りになるのですよね?

ある意味、自分が勝手に期待をしているわけです。

人間いろいろな人がいます。
できる人もいればできない人もいます。

「障害」児・者の支援をしている立場であれば、
本当はそんなこと百も承知・・・

わかっていると思うのですが、
なぜか、身近な人や同僚には、当てはめて考えることができないようです。

人と自分は違う!!

期待通りのことをしてくれないことに
イライラする自分から脱出しましょう。

その人にがんばってもらうのではなく、
期待しない当たり前と思わない自分でいることは
できませんか?

実は期待しないほうが、
のんびり構えられて、
自分が思った以上の効果を目の当たりにするのです。

具体的に言うと、
自分だったら10分でできるだろうと思ったとしても、
相手は20分イヤもっとかかるかもなと最初から、
多めに見積もっておくことです。
それがに10分で出来上がってくれれば、
評価は高くなりますよね?

質にしても数量にしても、
解釈(考え方・捉え方)にしても、マナーにしても、
自分自身が尺度を持っていることなら
何でもそうです。

自分の期待通りの仕事ができるとか
望まないことです。

自分の「ふつう」と、f:id:variouspeople:20200618195651j:plain
相手の「ふつう」は違います。
自分の「常識」と、
相手の「常識」も違います。

つまり当たり前は違うし・・・人と自分は絶望的に違う

そう考えると毎日が非常に楽しく楽になりますよ
「ふつう」「常識」「当たり前」に捉われていると
相手だけではなく、
自分自身を苦しめている結果にもなるのです。
自分と同じことができなくて
当たり前と考えておけば、
期待しないから裏切られることもなく、
この人はこれくらいなんだと、予測もでき、
全体の計画も立てやすくなるわけです。

人は段々育っていきます。(速度に差あり)
最初から目標を高くしすぎないことです。
大きな視点と心をもって「美点凝視」
その人が持っている今の力を最大限に認めていきましょう。

仕事にならなくて困るんですけどーーーと声が

聞こえてきそうですが・・・
明日からできるようになるのかと言えば、
やはりできないのです。

その人の代わりに、
誰かがやると言うこともいい
全体として、この程度だと解釈することです。
その人を含めたチームは、
今このくらいの力なのだと、認めていくことです。

過度な期待はチーム全体を崩壊させます。

できなくて当たり前。期待はしないほうがいい。
そのように思うことから

まずははじめて見ること・・・

そこがリーダーとして大切な視点だと

日々思いながら活動をしています。

みなさまはいかがでしょうか?

人に意見を言うのが苦手な方へ

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職場での人間関係に悩んでいる人は・・・やはり多い
離職理由のトップになるのが、人間関係。

いくら、障害者支援のスキルを持っていても、
障害者支援に対する熱い思いを持っていて

まわりとの関係が悪ければ、
自分がいくらスキルはを持っていても

活かすことができません。
ましてや、「障害」児・者支援という仕事も
人間関係で嫌なものと思ってしまったら、
もったいないことだと思います。

私は「障害」児・者支援を支えるものとして、
職場や周りの人間関係をとても重視しています。

さて、特に上司や周りとの関係のお悩みで、
自分の意見を持っていても、
自分の意見をなかなか
言えないという方がいらっしゃいますよね?

そ乃内面には、
反対をされたら嫌だなーーー何か意見されたら・・・
思っているのではないでしょうか?

もしかしたら過去に反対された経験が
あるからかもしれません。
気まずい思いをした経験から
立ち止まってしまうのかもしれません。

まずは・・・いやな残念な「結果」を
思い描いてしまう方だと、
なかなか、自分の意見を話すことはできないでしょう。

でも実際は、「だめ」「残念」と言われる確率が
高いというわけではないと思います。
もちろん、「OK」「いいねーーー」と言われることが、
多いという確率が高いわけでもありません。

だめだーーー無理だ・・・と思いがちな方には、
私は「OKだったらラッキー」と思うようにと、
お話ししています。

心がマイナス方向に行きがちな方には、おすすめです。

では?人にOK取るには、何がポイントか?
上司はプライドが高い人もいますし、
細かく人の弱みをみつけて教育しようと
思っている人もいるかもしれません。
あなたができないことや持っていない視点を発見し
「だめ」「無理」と言っているときもあるかもしれません。
このような視点なら、
なかなか見抜けない視点なので、仕方ないことかもしれません。

 

まーーー
 「そこ、こだわるかー」「そんなこと言う?」
というような部分ですが、
あなたの考えそのものは
否定されていないとしたら・・・
知らないことを教えてもらったと理解しませんか?

さらに、
「まあいいよ」「何でもいい」という上司もいたりします。

実は、結構多い。
なのに・・・意見が通らない。なぜ?ですよねーーー

ではこのタイプの人に
自分の意見を通すには、何が必要か?

反対や賛成は、メリットを考えますよね?
どちらの意見でも、採用するメリットです。

でも、何でもいい・・・どちらでもいいと思っている人に、
自分の意見を通すのは、
意外に、タイミングだったり(笑)

どんなに良い意見でも、タイミングを外すと、
上司はむか(-"-)と来たりカチーン💢ときて、
だめ、無理という人もいます。

イライラしているときや、仕事が立て込んでいるとき
超忙しいときに言っても無理で無駄!!
上司が落ち着いているときのほうがいいというのはお判りでしょうか?

ですから、忙しそうなときは、
「後ででいいのでお時間ください」と言って、
話があることをアピールしておく・・・

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もっと関係性を考えると
今の心の状態がわからないから、
「○○の件でお話がしたいので
お時間いただきたいのですが、
いつごろなら大丈夫でしょうか?」
などと、先に言ってしまうことです。

気遣われたと感じた上司は、
もしかしたら・・・あなたにも気遣いを見せるかもしれません。

(ないことも多々ありますからね)

上司も心の準備が必要な方も多いですしね。
即決できない人って現実・・・増えていますからねーーー

あとで、上司の気持ちが落ち着いた時間に話をするという

ことを試してみましょう。

また案件によっては・・・

ふたつの意見を持って行くという方法。
「〇と△どちらがいいでしょうか?
ご意見伺えますでしょうか?」みたいな・・・

上司に選ばせることは、
自分で意見を決めた気になるので
特にプライドが高い方にはいいかもしれません。
もちろん、これだけではないですけど、
今までの功績がある上司を立てつつ、
自分の意見を通すための
プレゼンテーションの仕方を工夫すると、
今まで無理!だめ!で通らなかったものも、
案外すーっと通ったりすることもあるので
なかなか意見が通らない、いつも聴いてもらえない場合、
自分の意見が悪かったからだと思っているのであれば、
もしかして、あなたが今、必要なのは、
プレゼン能力かもしれません。

顔つきとか姿勢も重要ですよ~~
不安そうな人や自信なさげな人の意見に賛成するのは、
上司だって不安になるのは当たり前ですから、
そりゃ~~反対したくなるでしょう・・・
あなたの不安や自信って言葉の端端や表情に出てきますからね。

相手がどういう状態でいるのか?そこを考え・・・

心地よくなるプレゼンをしましょう。
成功すれば、あなたも自身もきっと心地よくなるはずです。

まずは何事も「観察」「傾聴」

あなたが福祉家なら・・・どんな人も美点凝視・・・

で考えていきましょう。

「自分」という人間の在り方とは?

f:id:variouspeople:20200719184926j:plain

自分は、こういう人間・・・本当にそうでしょうか?

でも、本当は納得できない自分がいるって人がいます。

きっと満足できていない・・・

変わりたいと言うことなのでしょうね。

でもどうして変われないのでしょう?

変わるというのは、実は、簡単なのです。

でも、難しいと感じ・・・できない人が多く、
「変わりたいのだけど、難しい」「そううまくはいかない」
なんて、人に言ったりするものだから、
はい・・・言葉の通り・・・実現できません。

「変わりたいのだけど」
「難しい」
このふたつのフレーズは、
「○○したい」という夢(願望)と
「△△だ」という断定で構成されていますね?
わかりますか?

ここが、
あなたが自分自身を変えられない発端なんです。

夢は、叶えようとしなければ(決める)叶わない。
実行しなければ、
叶わないのは当たり前ですよね?

そして、断定「そうなのだ」という言い切り。
夢も、「○○したい」では叶わない
「○○する」といえば、断定になるので、
自分自身の考動も変わるのです。そこだけの違いです。

想いを強くするという言い方もありますが、
自分を本気で変えよう!とか絶対やると決めないと
なんとなく、ことが過ぎていくのです。

夢が叶わないから・・・
所詮夢だから叶わないのは当たり前だよねとか、
誰かせい、何かのせいにしているのでしょうねーーー。

そして、夢を現実にするには、計画を立てることです。

計画というと、
大きな出来事のように思えるかもしれませんが、
まずはいきなり、大きなことは想像できないとしたら、
小さなことから、コツコツと進む感じはいかがでしょう?

どこまでに実現すると言葉に出せば、
そこまでに実現する計画も立てられます。

さらに、
今と全く違うことをチャレンジすることをお勧めします。

今までと同じなら、対して何も変わりません。
今を変えたいなら、何かを変えることです。

だから、今と違うことを
何でもよいのでやってみることです。

思っているだけ考えているだけではだめ、
思い描いた考えたことに対して、
「これ、きっとダメだよね」「難しいかな?」

と思っていると、前には進みませんし

思ったような・・・言葉にしたような事態が起こります。

言ってるだけーーー思ってるだけーーー

何もしないから変わらないのです。
何かをすれば変わり始めるのです。

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結局のところ、
あなたのまわりのいろいろな状況に対して、
自分なりのイメージを持っているのかもしれませんが、
あなたがその状況の中で、何ができるか?です。

周りの状況は、「条件」である場合が多くあります。

「条件」というのは変わらないことが多いですね。

この条件がある中で何をするかは、あなたにかかってきています。

自分が思い描く夢を現実のものにするときに、
あなたが自分自身に変化を起こして、考動する。

(周りから変えようなんてできません)

行動をした結果、周りも変わってくる。

そんな事態も起こってくるでしょう。

あなたが考動し、その変化に気づき

周りが変われっていけばあなたは夢に早く近づけるかもしれません。

応援されるかもしれないし、協力者が出てくるかもしれません。

それは、いきなりとかすぐではきっとないでしょう。

少しずつの変化のはずです。

でも確実に夢に近づくために、あなたが諦めないこと

考動を止めないことです。

色々なことがあって、後ろ向きにもなりやすいかもしれませんが、
どこかで立ち止まったとしても、自分に何ができるのかを
また何度も考えてみましょう。

色々な人がいるのは当たり前
協力してくれない人がいるのも当たり前
時間がかかるのも当たり前
今やっていることを維持しながら変化させるので、
エネルギーを使うのも当たり前。

でも、本当に自分に変化を呼び起こしたいなら、
一時的にでも、がんばることなのではないでしょうか?
できると思ってやる
できるためにはどうやるかを考える
できるまで諦めないでやる

考動をしていくことで、
あなたの夢はきっと現実になっていくはずです。

あなたが今の状況の見方を変えること・・・
誰かのせい、何かのせいにしているだけでは一生変わりません。

別にやりたくないならできなくてもOKなのです。
自分はそういう人間。
そういう自分であることを納得すればよいのです。

出来ない自分であるほうがことが
心地よい場合もありますから、無理に、変化をさせなくても良いのです。

大変だねと言ってもらえるかもしれません。
いつもがんばってるよねといわれるかもしれません。

そんな自分の立ち位置が、なんとなく心地よいのなら・・・

それでもいい・・・

夢は実現できなくても
応援してくれる友達がいるから、
あなたが、できなくても大丈夫。
夢だけ語っていればいい。そういう考え方もあります。

夢を叶えるのか、叶えたいのか?
叶えないのか、叶えなくても構わないのか?
あなたが自分で決めてよいのです。

あなたはどちらがいいですか?どんな生き方がしたいですか?

「障害」支援者として「覚悟」はありますか?

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保護者や支援者から、
様々な相談を受けますが・・・
自分のやっていることが・・・なかなか結果が出ない
思ったようにいかない・・・と
相談をし、
何か答えをお求めになっているようなので・・・

「なぜ?その質問ですか?」「なぜ?そこが知りたいですか?」

すると、
「よく考えてみます」「なんでかなあ?」と
言いつつ、結局はこの

今ではなく「あと」・・・
これが、すべてを表しているような気がします。

「本当に考えてる?」「本当にやりたいの?」

聞けば、
「やりたい」「変わりたい」と
言葉では言うのですが、
これって・・・頭の中で考えてる、思ってるだけで

「考動」までは落ちていない(すなわちやらない)

自分から変わろうとしていない状況だと思います。

こういう状況って

「大変なんです」「緊急事態なんです」

って言われても・・・切羽詰まっている感じがしないのです。

このような相談の人を見ると、
結局はできないのではなくて、やらないんだなーーーと解釈するように
なってきました。

(ほとんどの方がやらないことが当たり前ですからね)

私を頼ってきて、いろいろなぜ?の深堀をしても・・・

結局やらないわけですから(考動しない)
その現状にいたいのだろうなーーー
と思うようになったということですねーーー。

いつも困っている状況をつくっておいた方が、
みんなに心配されて、声をかけられることが多いので、
そういう位置にいたい人もいるようですね。

 

「障害」児・者支援をしている人は、
自分の状況を大変だーーーという人が多くいる傾向があります。

こんなに大変な利用者がいる。
こんなに残業している。
お給料も少なくて、やることは山積みで
上司は自分の話を聞いてくれない。職場改善がなされない。
などなど。

こういった大変さをアピールし、
「自分は、そんな中でもやってるのだから
えらいでしょ?(すごいでしょ?)」
っていう感じでしょうか?

たまにはねーーー愚痴りたくもなるでしょう。
でも、それを、相当数の支援者たちが
ずーっと呟いています。(学校現場でも聞きますよ)

じゃあ、何か変えたらいいのではないか?と思っても、
その状況を自ら考え考動し変えないのであれば、
あ~そういう状況にいたいのねーーー。って言う感じなのです。

前に進もう・・・切り開いていきたい・・・

そんな人は、応援したいと思います。
でも、自らがチャレンジして変わろうとしないのであれば、
私は何もできませんし・・・わざわざしません。

なぜなら、支援者はあなた1人だけではないからです。

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ぐちぐちと言い続け毎日が充実していますか?
本当に現状を変えたいのですか?

変わるのは、結局自分次第なのです。

「決める」のもあなた次第!!

相談とは、自分で道を決めるために行なうものです。

だれかが、あなたの行く道を
つくってくれるものではありません。
自分が動く時ときのヒントを得るだけです。

でも、もともと変わろう!!考動しようともせずに、
相談だと言って、時間を無駄に使うのはやめた方がいい。

(相談相手の貴重な命の時間を無駄にもしてしまいます)
今、あなたがしたいことは・・・

相談なのか?愚痴なのか?

この状況から本当に抜け出したいのか?
この状況にいたほうが楽なのか?

そういう質問を自分で自分にしてみてください。

本当に変わりたいのであれば、
考えているだけでは変わりません。
変わるために自ら努力うをし「考動」することが必要です。

そのためには、「決める」ことも出てくる
「やること」「やめること
すぱっとやめなければならないことも出てきます。

勇気も必要ですが、変化をする(チャレンジする)というのは、
相当なエネルギーが必要です。

考動が伴わないと、絶対に変わらないのです。

自ら、変化のために動くことができますか?考動変容できますか?

チャレンジする準備できてますか?

もし覚悟があるのであれば、お手伝いしますよーーー
ぜひ・・・ご相談くださいねーーー

「要望」ってどんな風にすれば効果的?

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福祉分野をやりながら団体を運営していると

保護者や周りから、
いろいろなご要望が出ることがあります。

とりわけ保護者と接していると、
ご自身のお子さんのことだけを考えている保護者と、
自分より困っていそうな人や
全体のためにいうとを考えていらっしゃる保護者とに分かれます。

実は、要望を通すためには、結構大事な視点なのです。

自分の子どものことだけを考えている保護者は、
独りよがり的な考えの方も多く、
他にどんな方がいるのかも知ろうともしていない傾向があります。

うちの子のためとは、言わない方もいますが、
自分のお子さんの大変さや名前を連呼し、
うちの子のこういう状況を現場として何とかしてほしい!
とういう気持ちが大きく見えます。

そういう方がよく言うセリフが
「みんなもそう思っていますよ」
「そんなこと当たり前だし普通ではないですか?」

というような自分の価値観の話し方をされる方もいます。

かたや、全体を考える保護者は、
自分の子どもの名前すら出さない。
「○○さんはこのようなことでお困りのようです」
「あのうちは大変なんだから、何とかできる方法はありませんか?」
と、具体的にその方の名前が出る場合もあれば

「このような問題課題はみんなで考えるべきことではないですか?」

と提案してくださる方もいます。

ようするに、その方や周りの困っていることを
具体的に相談を受けている。

もしくは周りの「障害」関係の問題を常に気にした生活をしている

「○○さんのところは、こんなことがあったのよ」
など、裏情報も入っていることも多いようです。
つまりは、常に周りのみなさんのことを
気にかけていらっしゃるからです。

そして、そのような方は職員や支援者、

周りへのねぎらいも忘れていません。
職員や支援者。周りの大変さもわかろうとしてくださいます。

そして、自ら協力も惜しまない。そんな傾向があります。

要望は、大事です。

でも、一方的なものはどうでしょうか?
施設や学校周りにも事情があります。
集団を支援しているという「事情」もあるという意味です。

もちろん個別支援もありますが、
それを集団の中でやるには、
できることとできないことは、やはりあると思うのです。

(将来は集団の中で生きていきますよね)

そこを差し置いて、要望だけでは・・・
実現はかなり遅れると思います。

あなたの要望が、全体をよくする要望であるのであれば、
職員も支援員も周りも、検討しやすくなります。

ですから、考えてほしいのです。

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あなたの要望が通ると誰が喜ぶのですか?

何人の方の役に立ちますか?
施設や学校全体がよくなる要望でしょうか?

自分の子どもだけではなく、
他のみなさんにとっても重要かつ大切だと思える要望ですか?

そこが大切です。

まずは、どんな方が自分の子どもの周りにいるのか、
他の方のことも知りましょう。
そして、そのみなさんにとっても、役立つ要望をしていきましょう。

全体を見ると、あなたのお子さんは後回しになることも
あることでしょう。

でも考えてみてください。周りがよくなれば・・・
あなたのお子さんの状況もよくなるはずです。

また、言いっぱなしも当然のことながらダメですよね。
職員や施設、学校の状況もしっかりつかむようにしてください。
お互い対峙するのではなく・・・子どもを中心とした
協力者であるという意味で、要望してほしいと思うのです。

それに、「大変な中、ちゃんとやってるんだ」
と思っている職員や学校に対して、
「もっとちゃんとやってください!」

「プロなんだから当たり前でしょ!!」

反感を買ったり、良い関係性を産めません。

相手の状況を知らずに直球勝負は効果がないとは思いませんか?

押すばかりではいい結果が望めるとは思えません。
遠回りにしたほうが近道・・・そんな場合もあります。

要望が一方的なモノにならないように、
全体を見渡して、他の保護者と協力し合うことも視野に入れつつ、
要望をしていきましょう。

要望するからには・・・よりよくしていきたいですよねーーー。